デジタル人材事業実績

徹底したユーザーファースト運営の実現、それがDGTのゲーム運営ポリシー

株式会社エクストリーム

代表取締役社長CEO 佐藤昌平(写真左)

株式会社 DeNA Games Tokyo

代表取締役社長 川口 俊 氏(写真右)

大学を卒業後、輸送用機器メーカーの事業企画に従事。
2013年、DeNAに入社。ブラウザゲームの運営プランナーやディレクターを経験する。
2016年よりDeNA Games Tokyoのプランナーマネージャーを担当。
企画部 部長を経て、2018年、DeNA Games Tokyoの代表取締役社長に就任。(公式ホームページより引用)

DeNA Games Tokyo(以下DGT)様は、アプリ・ブラウザゲームの運営に特化したプロフェッショナル集団です。DeNAグループとしてゲーム事業のさらなる強化を目指し、ゲーム運営力をより一層高めるために誕生しました。現在「怪盗ロワイヤル」「農園ホッコリーナ」「戦国ロワイヤル」など多数の人気タイトルを運営しています。エクストリームからはプランナーを中心に様々なメンバーが参画しサポート。

今回はDGTの代表取締役社長の川口様、弊社代表取締役CEOの佐藤による対談を通し、2社の事業内容や協力体制による相乗効果、今後のビジョンを伺いました。

後半の第2部では、DGTのデザイン部クリエイティブディレクターである松本様に、エクストリームのメンバーが参画するメリット、今後求められるクリエイター像など、より現場に近いレベルからお話を伺います。

DGTは次々に新しいチャレンジができる場所

川口
DGTはゲーム運営を専門に行っているのが特長です。「あらゆるゲームの可能性を引き出し、最高のプレイヤー体験を実現する。」というビジョンのもと、2019年4月時点で計9タイトルを運営しており、リリース10周年を控える「怪盗ロワイヤル」のような長期運営タイトルを多数手掛けています。

DGTでのやりがいは、次々に新しいチャレンジが出来るところですね。プレイヤーからの反応をリアルタイムでキャッチし、その声を活かしながら高速でPDCAを回しているんです。チャレンジを積み重ねてプレイヤーに満足してもらう、ユーザーファーストなゲームを作るという意識がメンバーに根付いているからこそ、長くプレイヤーに愛されるゲームを提供できているんだと感じています。

DGTの強みであるスピード感を持ったゲーム運営を実現するためには、適切なメンバー配置によるチーム編成が重要です。問題は、やはりゲーム運営という事業特性上、担当タイトルに対する一種のマンネリ感がチーム内で発生してしまう点です。

それを打開するためにも、エクストリームのみなさまを含め、様々なクリエイターの方がチームに参画することにより、新しい施策や違う角度からの目線のアイデアをいただくことができます。新しいアイデアと、それを実装するクリエイティブの両面で、エクストリームにはとても助けられていると感じています。

DGTとの融合で新たなアイデアを創出

佐藤
エクストリームは2017年に「デジタルクリエイタープロダクション宣言」を行ないました。これは弊社のSE、プログラマー、デザイナーなど、様々な職種のデジタルクリエイターが所属している弊社がクライアント企業にプロダクション機能をご提供する事業形態を表現したものです。

弊社から御社へ参画しているクリエイターのうち半数はプランナーで、デザイナーやプログラマーがそれに続きます。例えば新規キャラクターの追加など、新たな開発作業が発生するケースで弊社クリエイターがご協力させていただいております。

先ほど、エクストリームのクリエイターが参画する御社のメリットとして「新しいアイデアを取り入れる」というお話をいただきましたが、
弊社クリエイターは、様々なプロジェクトを経験しているうえに、御社のクリエイターからも刺激を受けることで新鮮なアイデアを出せているものと自負しております。その点では御社採用のクリエイターと弊社クリエイターの融合の効果を感じますね。

川口
DGTで採用活動を行った場合、良い意味でDGTの既存のメンバーと似た文化を持つ人材が集まる傾向があると感じています。

その中で思考の特色からクリエイティブの技術まで、組織文化を超えた新しい刺激を与えてくれる存在が融合することで、新しいアイデアを絶やさずに生み出せているのではないでしょうか。

プレイヤーに新しい体験を届け続けたい

タイトルを長期運営していると、新しい取り組みも半年で「当たり前」になってしまう部分があります。長期運営していてもプレイヤーへもっと良いもの、もっと新しいもの届けていくんだというマインドを、DGTでご就業いただくうえで、一緒に持ち続けていきたいと思います。

佐藤
働く上で、どのようなマインドを持っているのかは非常に重要ですよね。先ほど「デジタルクリエイタープロダクション」と説明させていただきましたが、弊社のクリエイターの約8割がクライアント企業に常駐し、様々なプロジェクトで活躍しています。彼らに日頃、言っているのは、ただ常駐するのではなく、エクストリームというデジタルクリエイタープロダクションの一員として、プライドを持って働いてほしいということなんです。

例えばテレビ局が番組を制作する時は、役者さんからカメラマン、照明まで、様々な会社の人達が集まることで1つの番組を作っていますよね。それと同様で弊社のクリエイターには単なる外部の協力スタッフではなく、皆の強みを活かして素晴らしいものを作っているんだと意識してもらっています。

数字を元にした分析や計画立案では御社が素晴らしいノウハウを持っているので、そこにエクストリームのクリエイティビティが合わさることで、高品質なアウトプットを実現する。そんな風に、ピースとピースがカチンと噛み合うような形でやっていければと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。

川口
こちらこそ、お願いいたします。冒頭にも申し上げたDGTのビジョンは、DeNAや他社様で開発したタイトルを運営する中で、元の作り手が気づかなかったゲームの可能性を引き出したい、という意味も込めています。

アイデアとクリエイティブの両面でサポートしていただくことによって、「ゲームの可能性を引き出す」というビジョンを、より高いレベルで実現できると考えています。業界的にも、スマートフォンゲームの市場がすっかり定着した昨今、ゲーム運営業務の注目度はより一層高まっています。だからこそ、優れた発想力、高い技術力、そして新しいことに挑戦するマインドを持つエクストリームのサポートは、DGTにとって非常に重要です。

今後も協力して最高のゲーム体験をプレイヤーに届けていきたいと考えています。

佐藤
プレイヤーに面白いコンテンツを届けるためには、クリエイター自身も仕事を楽しむことも大切ですよね。働くことにネガティブな印象を持っている人がいたとしたら「働くって面白いんだよ」と伝えていきたいです。働くことに対して、よりポジティブなイメージを社会全体で作っていきたいですし、そのリーディングカンパニーでありたいです。会社に来ることがより楽しく、ワクワクするような環境を、御社と共に作っていきたいと思います。

<<エクストリーム担当者より>>
川口様、貴重なお話をありがとうございました。今後もDeNA Games Tokyo様の事業をクリエイティブの面からサポートできるよう、「デジタルクリエイタープロダクション」の機能向上を図ってまいります。


続いては、DGTのデザイン部 クリエイティブディレクター、松本様にお話を伺いました。

株式会社 DeNA Games Tokyo

クリエイティブディレクター 松本 一葉 氏

DGTのスピード感が豊富な成長機会を生み出す

私自身もデザイナー出身なのですが、ゲームのデザインはとても面白いですね。プレイヤーの反応がここまで早くかつダイレクトに返ってくるコンテンツは、なかなか無いと思います。プレイヤーからのフィードバックを受けながら、ものづくりのPDCAを短期間で回していくDGTは、非常に成長機会が豊富でワクワクしますね。

メンバーの共通点は「ゲーム好き」

エクストリームのクリエイターの皆様は、デザイン部関連で言えば、UIデザイン、フロントエンドエンジニア、マークアップ、クリエイティブディレクションなど幅広い領域を担当していただいています。技術力が高く、ゲームに対してコミット力の高い方が多いと感じていますね。

例えば、エクストリームのあるデザイナーの話なのですが、デザイン領域以外でも「もっとこうすれば良いのでは」と、魅力的な提案を常々いただいていました。そこで、もしも興味があるならもっと上流工程にも関わってみないかとこちらから提案し、今ではディレクション業務も担当していただいています。

このようにプレイヤーやコンテンツへのコミット力の高い方々に来ていただいているので、非常に助かっていますね。高いスキルを持つクリエイターに参画していただけるのは、DGTにとっても刺激になりますし、お互いが切磋琢磨してスキルの向上を図ることができます。メンバーの成長機会の観点からも、エクストリームの方に参画してもらうメリットは大きいです。

また、DGTのメンバーとの関係性も「ゲーム好き」という共通点があるからこそ、とても馴染んでいただいています。社内のフリースペースで一緒にゲームもしていますし、とにかく柔軟な方が多い印象ですね。

新たな発想が生まれる組織を作りたい

DGTとしては、今後はさらにクリエイターの「発想力」を求めたいと思っています。やはりゲーム運営に特化している会社なので、既視感のあるデザインなど、どうしても「飽き」と戦わなくてはいけないのが課題なんです。

「今までこうしていたから、こうだ」という思考では、プレイヤーに届けられる感動も小さくなってしまいます。そうではなく、「今までよりも高い価値をプレイヤーに届けるためには、どんなやり方がベストか」を、常に思考してプレイヤーと向き合っていくことが必要になっています。

僕らもまだまだ多くのタイトルを運営していきます。開発手法もさらに多様化していくと思うので、御社からの協力はこれからも必要となってきます。新しいゲーム、新しい表現を作っていくために、今後も御社メンバーの技術力に期待しています。

<<エクストリーム担当者より>>
松本様、貴重なお話をありがとうございました。柔軟な組織づくりのサポート、そしてクリエイティブ機能の提供により、DeNA Games Tokyo様に新しい刺激を与えられる存在となれるよう、精進いたします。

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