戦略立案からクリエイティブ制作、運用までを担う統合マーケティングで事業の成長をサポート
株式会社D2C ID
CXマネジメント 本部
プロジェクトマネジメント1部
シニアマネージャー 珍田 健一 氏
2022年10月1日、株式会社D2C dotと株式会社イメージソースの合併により、株式会社D2C ID様が誕生しました。
自社を「マーケティングを駆使したクリエイティブ会社」と表現するD2C ID様。INTEGRATED COMMUNICATION(統合マーケティング)、EXPERIENTIAL TECHNOLOGY(テクノロジーによる体験創造)、
BRAND DESIGN(ブランド・サービスデザイン)」の3つの事業を展開しており、高い品質のクリエイティブと、データに基づいた戦略設計を強みとしています。
中でも事業の中心に据えられているのは、クライアントのプロモーション施策に包括的に携わる統合マーケティングです。エクストリームからはWebディレクターが参画し、SNSやWebサイトの運用をサポートしています。
今回はプロジェクトマネジメント本部 PM3部 シニアマネージャーの珍田様に、合併を経たD2C ID様が目指す事業戦略や今後の展望、エクストリームに依頼するメリットなどをお聞きしました。
マーケティング×クリエイティブの相乗効果を生み出す3つの事業
- 合併の経緯を教えてください。
「合併前の前身企業であるD2C dotはプロモーション企画の総合プロデュースをメインに行っており、イメージソースは高品質なデジタルクリエイティブを強みに事業を行っておりました。この2社の人材や体制、ノウハウを一本化することで、他社にはできないクリエイティブを提供する『マーケティングを駆使したクリエイティブ会社』として、この度D2C IDとして新たにスタートいたしました」
- 現在の事業内容について教えてください。
「統合マーケティング(INTEGRATED COMMUNICATION)、テクノロジーによる体験創造(EXPERIENTIAL TECHNOLOGY)、ブランドデザイン(BRAND DESIGN)の3事業を柱にしています。統合マーケティング(INTEGRATED COMMUNICATION)領域では、コミュニケーション戦略の立案からクリエイティブ制作、運用まで、マーケティング領域の上流から下流までをカバーしています。当社代表の岡がnote記事でも発信している通り、当社の3事業の中でも特に注力していく予定の領域です」
「続いて、テクノロジーによる体験創造(EXPERIENTIAL TECHNOLOGY)領域では、AR/XRなどの先進的なテクノロジーを用いたコミュニケーションを企画・制作しています。元々D2C dotではWebサイト制作を主軸にしていたのですが、イメージソースとの合併によりクリエイティブ機能が強化され、プロジェクトに用いるテクノロジーも多様化しました。Webやメタバース、リアル空間など、マーケティングにおける接点は多角化しているため、カスタマーとブランドをつなぐ接点として、先進的なテクノロジー体験は今後ますます重要になると考えています」
「最後のブランドデザイン(BRAND DESIGN)領域では、ブランドやサービスが抱える課題に対し、ブランディングの側面から課題解決を目指します。CIやブランドスローガンのようなビジュアル面のクリエイティブはもちろん、ビジョンやストーリーの設計といった戦略の設計も行います。ブランドが持つ強みを整理し、コミュニケーションの筋道を創出することでビジネス課題の解決に貢献しています」
- D2C ID様の強みであり、今後注力していく「統合マーケティング」ですが、具体的な事業内容を教えてください。
「戦略の策定から最終的なアウトプットまでを一気通貫でマーケティングを展開できます。例えば企業のキャンペーンのプロジェクトであれば、企画立案はもちろん、キャンペーンサイトの制作から、SNSを利用したコミュニケーション設計・運用、動画を含むクリエイティブの制作面までカバーできます。動画制作やSNS運用など一つの分野に特化したマーケティング企業が多い中、当社の場合は一気通貫のコミュニケーションでユーザーにアプローチできる点が特長です」
「またあの人に頼みたい」エクストリームのスタッフとの強固な関係性
- 統合マーケティングにおいて、珍田様の部署が関わる業務領域について教えてください。
「Webサイトの構築やサービスのUI / UXデザイン、公式SNSアカウントの運用、動画やCGの制作、OOH(屋外広告)など、クリエイティブを中心に幅広く担当しています」
- エククストリームからはWebディレクターが参画していますが、業務内容について教えてください。
「企業の公式SNSや公式Webサイトの運用がメインになります。公式SNSの運用では、投稿内容を考える企画工程から入っていただき、投稿する画像の撮影や、投稿内容のライティングなどをサポートいただいています」
- エクストリームから参画しているスタッフにどんな印象をお持ちですか。
「現在参画してもらっている方を含めて過去3名の方に共通しているのですが、自主的に行動する姿勢が印象的です。お願いした内容だけでなく、改善点なども提案していただけるので助かっています。当社の社員からの信頼も厚く、プロジェクトマニュアルの制作といった重要な業務も携わっていただいています」
- コミュニケーション面はいかがでしょうか。
「在宅ワーク導入後も、積極的に当社メンバーと、やり取りしていただいています。お一人、現在育休を取られいているエクストリームさんのスタッフの方がいらっしゃるのですが、当社のメンバーからは『また同じチームに入ってほしい』と要望が上がるくらい、良い関係性を築いていただいています。現場復帰の際は、ぜひご検討をお願いします(笑)」
- エクストリームのデジタル人材を利用するメリットはありますか。
「柔軟に人材をアサインしていただける点が大きなメリットです。必要なスキルを持った人材を迅速に紹介してもらえるため、繁忙期に多数のプロジェクトを受注した場合などにご相談しています。また、人材を提案していただくまでのスピードが速い点も他社との大きな違いです」
最新テクノロジーを取り込み、新しいコミュニケーション体験を創出していきたい
- D2C ID様の、今後の展望について教えてください。
「コロナも今後は緩和の方向に進むと思うので、それに伴いリアルイベント関連のプロジェクトも増加するでしょう。リアルイベントの需要が増えるということは、統合マーケティングのバリューをより発揮できる状況が整いつつあるということです。今後も『マーケティングを駆使したクリエイティブ会社』という強みを積極的に発信し、クライアントのビジネスに貢献していきたいです」
- 特に注力したい分野はありますか。
「合併によってプロジェクトの幅が広がったことで、インタラクティブなコンテンツのお話をいただく機会が増えました。具体的にはARやXRなどの領域です。今後もWebサイトの構築・運用を中心としつつ、SNS、動画、OOH、AR/XR、リアルイベントといった幅広い領域を一気通貫でクライアントが抱えるビジネスの課題を解決していきたいと考えています」
-今後、エクストリームの人材に何を期待されますか。
「先ほど話題に上がったようなインタラクティブコンテンツなどのプロジェクトでは、CG制作やUnityなどの専門スキルを持ったデジタル人材が重要になります。エクストリームさんはゲームなどエンターテイメント系のクリエイティブに定評があるので、今後も力をお借りできれば幸いです」
≪エクストリーム 担当者より≫
珍田様、貴重なお話をありがとうございました。今後も当社の専門スキルを持った人材が、事業拡大にお力添えさせていただきます。
※本インタビューは2023年1月に実施されました。