デジタル人材事業実績

変革の時代にこそ、クリエイターの力を

株式会社テレビ朝日クリエイト

CG制作局 CG制作1部

部長 丹羽 央幸

CGクリエイター暦20年以上。テレビ番組のオープニング映像や映画の特殊効果など、様々なCG制作を手がける。現在はCG制作局の部長として、制作とマネジメントを兼任する。

株式会社エクストリーム

CGクリエイター 半谷 栄規(写真左)

入社4年目。2017年からテレビ朝日クリエイトに参画し、天気予報のCGデータの描画を担当。

アシスタントディレクター 北島 圭吾(写真右)

入社2年目。2017年からテレビ朝日クリエイトに参画し、デザインチームの制作進行補助を担当。

テレビ番組内のCG制作をはじめ、質の高い映像制作で知られるテレビ朝日クリエイト社。
現在、テレビ朝日グループ系列の報道番組に、エクストリーム社のクリエイターがCG制作として参画しています。激変の最中にある放送業界において、クリエイターに求められる能力とは。同社CG制作局CG制作部部長の丹羽様にお話を伺いました。

美しく正確なデザインを、絶やさず届け続ける

弊社はテレビ朝日ホールディングスの中核会社として、創業27年目を迎える制作会社です。CG制作、字幕制作を中心としたテレビ番組の映像美術の他、イベントの企画運営なども手がけています。 他にも映画やCMの特殊効果、企業様のCI・VP、展示会用映像など、グループ内外を問わず幅広い事業活動を行っており、おかげさまで各方面から高い評価をいただいております。 私はCG制作1部の部長として、マネジメントや運用体制の構築などを担当しています。
エクストリーム社のクリエイターの方には、テレビの情報番組内の気象情報、いわゆる「お天気コーナー」と呼ばれる部分のCG制作を担当していただいています。 天気予報図をはじめとする解説映像の他、台風情報や黄砂予報など、気象情報をわかりやすく伝えるためのCGが中心ですね。 季節ごとに制作物は変わり続けますし、時には災害情報が差し込まれることもあります。 臨機応変な対応が求められる、まさにタフな現場です。 ただ、「働き方改革」以前からほとんどの現場でシフト制を採用しているので、長時間労働は制限されています。 人的リソースを増やして負担を減らす意味でも、エクストリーム社の力をお借りできて、助かっていますよ。

マスメディアとしての、やりがいと責任

気象情報用の制作物は生放送で使うものですので、ミスによる誤情報は厳禁です。 その点、エクストリーム社の方々は、非常にしっかりと制作してくれていますね。 安定感があるから、僕らも安心してお任せできます。 また、シフト次第で早朝から深夜まで勤務時間が変動し、その中で生放送や緊急報道に対応する必要があるなど、テレビ業界は特殊な職場環境です。 にも関わらず、既存スタッフとコミュニケーションを取りながら、すぐに現場に馴染んでいただけるような適応力も素晴らしいですね。 様々な現場を経験することで磨かれた能力なんだろうな、と感じています。 活発に意見交換を行う中で、こちらも刺激をいただいています。
テレビ番組を手がけるやりがいとしては、シンプルに「何百万人、何千万人の方々に制作物を見ていただける」点ではないでしょうか。 番組のジャンルも報道からスポーツ、音楽、バラエティなど多岐に渡ります。マスメディアならではのエキサイティングな経験ができると思いますし、クリエイターさんにとっても、クリエイティビティの引き出しが増えるのではないでしょうか。 感性を育む、という視点から見ても、非常にやりがいのある現場ですよ。 また、多くの人に届くという点では、社会貢献の意味でもモチベーションを得ることができると思います。 例えば聴覚障害者向けの字幕制作、あるいは災害報道など、社会貢献度の高い仕事を手がけられます。 もちろん、それに伴う責任感も求められますが。

楽しみ、楽しませるのがクリエイター

クリエイターに求める要素としては、大前提として、放送に携わる者としての倫理観、責任感が第一ですね。 他には、テレビに拘らない知識やスキル、興味を持っておられる方でしょうか。 というのも、テレビ朝日ホールディングスは、自社コンテンツを多角的に展開する経営にシフトしようとしています。 主力事業のテレビに加え、ネット配信動画、あるいは「EXシアター六本木」などのライブエンターテインメント分野、さらにはAR/VRなどの分野に、自社のコンテンツやクリエイティビティを注いで行こう、という計画です。手がけるジャンルが多岐に渡るので、能動的でチャレンジ精神が旺盛な方は歓迎です。本当に今はクリエイターの役割が重要になっていると感じていますよ。更に付け加えるとすれば、仕事を楽しめる人、でしょうか。「人を楽しませたい」という気持ちが大切な業界ですし、そのためには、仕事を楽しむ姿勢を大切にしてほしいですね。

≪エクストリーム 担当者より≫
丹羽様、貴重なお話をありがとうございました。今後もクリエイターとしての倫理観・責任感を前提に、「仕事を楽しむ気持ち」を込めたクリエイティビティで、御社事業を最大限にサポートしてまいります。

関連する記事

お問い合わせはこちら