エンジニアにおすすめ!業務効率アップに役立つツール7選

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システム開発において、システムエンジニア(以下SE)は、任された業務の「納期」や「求められる品質」があり、それらを達成する必要があります。開発現場では、業務を正確に、かつ円滑に進めるために様々なツールが利用されます。ツールを利用することで、不具合を減らしたり、書くべきコードを減らしたりなど、SEの業務における生産性アップに貢献することができます。今回はSEにおすすめのツールを紹介します。

 

■システム開発でよく使われるツールとは?

システム開発での業務は多岐にわたります。システム要件の取りまとめ、システムの設計、コーディング、テストの実施、本番稼働時のトラブル対応など、各工程で異なっています。特にシステムエンジニアにとってメインの仕事になる「実装」の工程では、プログラミング、スケジュール、不具合の管理、それに伴い他のエンジニアやクライアントとのやり取りを日々行う必要があります。

 

1.プログラミングを効率化するツール

プログラミングを行うためには「総合開発環境」や「エディタ」などのツールを利用するとよいでしょう。最近のものは特に非常に多機能で、品質の高いコードを素早く書くことができるようになります。例えば、一部のソースコードを書けば、書くべきコードの候補を表示してくれる「コード補完機能」、ソースコード内の変数名などを変更する際に他に必要になる修正箇所も一緒に変更してくれる「リファクタリング機能」、コーディングルールの設定に従ってソースコードの見た目を自動で整えて可読性を上げてくれる「フォーマット機能」など、プログラミングが楽になる機能がたくさんあります。

 

 

◇Eclipse
多くのプロジェクトで利用されている統合開発環境です。利用者が多くプラグインが開発され続けています。NetBeansと比べるとやや視覚的な使いやすさは劣る印象で初心者には少し難しいですが、参考書籍が多いため学習は容易です。

 

◇NetBeans
Eclipseと比べるとやや実績は劣りますが、特にGUI開発に優れています。開発中のアプリを視覚的に確認しながらコーディングを進めることができます。

 

◇Visual Studio Code
Microsoft社が提供する高機能エディタです。Java、PHP、Ruby、Javascript、Python、C言語など、非常に多くの言語に対応しています。拡張機能をインストールすることで、標準では対応されていない言語のコーディングができるようにしたり、デバック機能を追加して書いたコードを実行しながらコーディングを進められるようにしたりなど、必要な機能を追加していくことが可能です。

 

 

2.プロジェクトを管理するためのツール

システム開発では他のエンジニアと協力して開発を進めていく必要があり、大規模開発になればなるほどプロジェクト管理は重要になります。ツールを利用することで各工程の作業を効率よく管理することができるようになります。例えば、ガントチャートで作業を「見える化」することで、他のエンジニアの進捗に合わせて自分のタスクの優先順位を変更し、効率的にタスクを進めることができます。ツールで情報を一元管理することができるので、指示漏れ、確認漏れ、伝達漏れなどのヒューマンエラーを防止することができます。

 

 

◇JIRA
期限、担当者、ワークフローを設定して管理することで、タスクや課題の対応漏れを防ぐことができます。また、課題の進捗状況はグラフで視覚化することができるので、上長やクライアントなどへの報告資料も簡単に作成することができます。

 

◇Backlog
視覚的にわかりやすいUIとなっています(たとえば、アカウントに顔写真などを登録しておくことで、課題やタスクに対してのコメントが誰のものなのか一目でわかるようにできます)。また、バージョン管理システム(Subversion、Git)と連携することができるので、ツール上で作成したプロジェクトで課題、タスクと一緒にソースコードも紐づけて管理することができます。1プロジェクト10ユーザーまでは無料になっているので、小規模なプロジェクトであれば、無料で使用できます。

 

◇Redmine
オープンソースソフトウェアであるため、無料のプロジェクト管理ツールとなっています。サーバーへのインストールなどは自分で行う必要があるため、JIRAやBacklogと比べるとやや導入のハードルは高くなります。

 

 

3.コミュニケーションを円滑にするためのツール

規模が大きければ大きいほど、関係者間の日々のやり取りの取りまとめは難しくなります。従来のメールでのコミュニケーションでは、やり取りの管理が大変になり、情報共有がうまくできないことがあります。しかし、コミュニケーションツールを用いれば、情報伝達とその管理を効率化することができます。他のツールと連携して情報を一元管理できたりなど、仕事を効率化し生産性を向上させる仕組みが組み込まれています。

 

 

 

◇Slack
ビジネスで使われているコミュニケーションツールは数多くありますが、IT開発の現場ではSlackが人気です。近年は、ウォーターフォール開発ではなくアジャイル開発が選択されることが増えてきていることが、Slackが支持される主な理由の一つです。アジャイル開発は特に設計、実装、テストの工程を短い期間で何度も回す必要があるため、関係者と小まめに情報を連携し仕事を進めていく必要があります。Slackは、多くの環境で使用可能で(PCのOSであれば、Mac、Windows、Linux、スマホであればAndroid、iOSに対応)、過去のやり取りを高度な検索で絞り込むことができ、多様なアプリ(Google、Twitter、各種メールなど)と連携できるなどの特徴があるので、あらゆるニーズに応えることができます。

 

 

今回はシステム開発を効率的に進める上で便利なツールを紹介しました。ツールは業務を効率化するための手段の一つですので必ずしも使う必要はありませんが、うまく使いこなすことでプロジェクトを格段に改善できるかもしれません。ツールの利用を検討することで自分の今までの業務を振り返る良いきっかけになることもありますので、主要なツールから理解して情報収集しておくと良いでしょう。

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