オリジナルゲーム開発にチャレンジ

仲間と共にスキルアップ!「技術交流会」主催者インタビュー!

#インタビュー #会社制度

エクストリーム本社の研修室には開発環境の整ったPCが常設されており、社員は自由に利用することができます。

また、Mayaなど開発に必要なソフトウェアライセンスを社員に付与し、スキルアップを支援する制度も導入されています。

今回は、これらの制度を活用した社内勉強会『技術交流会』を主催している社員にインタビューを行いました。業務以外でもデジタルクリエイティブに勤しむ、そのモチベーションやメリットとは。早速お話を伺ってみましょう。

 

 

若手もベテランも、一緒にチャレンジ

Hiroshi

ゲームプランナー。現在はPC向けオンラインゲームで運営プランナーを担当。

開発プランナーとしての経験も豊富なため、ネットゲームのプランナー業務を総合的に担当できる希少な人材。

 

 

-まずは、技術交流会の概要を教えてください。

 

Hiroshi:「月に2回ほど土曜日に開催しています。池袋本社の研修室に集まり、オリジナルゲームを開発しています。気軽に創作意欲を満たすことが目的ですが、ゲームに限定しているわけではなく、それぞれのノウハウを共有したり、社員同士の交流によるスキルアップも目指しています」

 

-どのような方々が参加しているのでしょうか。

 

Hiroshi:「少人数ではありますが、IT・web・ゲームなど、幅広い職種から参加しています。中には新卒の方もいますよ。エクストリームでは『スピード・クオリティ・チャレンジ』を行動指針にしているので、私は技術交流会も業界歴も部署も関係なくチャレンジできる場所にしたいと考えています。私自身も普段の業務とは異なり、プロデューサーに当たるポジションを担当しています」

 

▲技術交流会の様子

 

-若手社員にとっては、ベテラン技術者から技術を学ぶことができる貴重な時間ですね。どのようなゲームを開発しているのでしょうか。

 

Hiroshi:「少人数で活動しているので、開発しやすいものとして、今はパズルゲームを作っています。次回作として構想しているのは将棋ゲームです。エクストリームが保有するIP『ラングリッサー』や『超兄貴』などのキャラクターを駒にできる仕掛けを組み込むことで、エクストリームらしい将棋ゲームができるのではないかと考えています」

 

-なるほど。例えば金将が「アドン&サムソン(『超兄貴』キャラクター)」だったり。暑苦しい盤面になりそうですね…。

 

超兄貴

 

Hiroshi:「そうそう(笑)「歩」は『うみにん』とか(笑)特に『ラングリッサー』は私自身も大好きなシリーズですので、何らかの形で実現したいですね」

 

 

 

普段の業務で、スキルアップを実感

 

-技術交流会で得た学びはありますか。

 

Hiroshi:「初めてプロデューサーを担当したことで、仕様書の重要性を改めて認識しました。言葉にしてしまうと至極シンプルなのですが『仕様書の完成度が高ければバグは起きにくい』。仕様書がしっかり書けていれば開発メンバーが問題点を指摘しやすく、結果余計なバグも発生しにくくなるんです。そうした意識で仕様書を書くようになってからは、常駐先のプログラマーさんたちとも今まで以上にスムーズに連携が取れるようになりました」

 

-普段の業務にも良いフィードバックが生まれているんですね。

 

Hiroshi:「そうですね。不具合があるポイントに気付くアンテナが敏感になったと思います。技術交流会ではプロデューサーを担当しているので、普段の業務よりも総合的にゲームと向き合えているんです。より広い視野と感度を持って普段の業務に取り組めるようになり、スキルアップを実感できています

 

-このような場があると、良い社員交流にもなりそうですね。

 

Hiroshi:「そうですね。個人的には以前よりも、エクストリームの一員であると強く感じることができています。私はクライアントのオフィスに常駐している期間が長かったこともあり、一時期はあまり会社への帰属意識がありませんでした」

 

-それが技術交流会で変わったと…。

 

Hiroshi:「自分と同じ、もしくはそれ以上の熱量を持ってゲーム開発に打ち込んでくれる仲間の存在が本当に嬉しかったんですよね。クリエイティブの火種がエクストリームにあるんだと感じられたんです。だから、会社や同僚と『絆が強くなった』と表現できるのかな。ちょっと綺麗すぎる言い方ですけどね(笑)」

 

 

-それだけの変化を生む、熱意のあるメンバーが参加しているんですね。

 

Hiroshi:「自分で何かを作りたい熱量を持っている人、あるいは今の職種と異なる役割で参加してくれている人など、チャレンジしたい人がエクストリームに集まっていると実感できました」

 

-社内向けの情報発信はしているのでしょうか。

 

Hiroshi:「社内情報共有ツールのConfluenceで活動目録を更新しています。興味のある方はぜひコメントしてください。コメント数など目に見える形で反応があれば、活動を更に盛り上げていけると思うので」

 

-今後の目標などはありますか。

 

Hiroshi:「オリジナルゲームをリリースに繋げることですね。どうせなら夢は大きくいきたいなと(笑)とは言っても、使用できる設備の関係もあり、今は最小限の人数で実施していますが、徐々に活動を大きくしていき、最終的にはオリジナルゲームのリリースが実現出来ればと考えています。そのためにも、活動実績を積み重ねメンバーを増やしていきたいです。『今の仕事とは異なる活動をしたい』『自分のスキルを仕事以外の場所でも活かしてみたい』そんな熱意を持った社員たちが、創作意欲を発揮できる場所にしていければと思います」

 

 

「技術交流会」というネーミングの印象から、少々硬い勉強会を予想して挑んだインタビューでしたが、その印象を覆すHiroshiさんの熱い語り口からは、エクストリームに新たなクリエイティブの火種が内包されている様子が感じられました。

今はまだ少人数の勉強会ですが、エクストリームを動かすプロジェクトとなるのも、遠い未来の話ではないかもしれません。技術交流会からこれからどんな動きが生まれるのか、エクストリーム社員一同楽しみにしています!

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