ベトナム・ハノイに拠点を置くエクストリームベトナムはでアプリの大規模開発を強みとし、PHP、Unity、Android、iOSエンジニアが多く在籍しています。また、同グループ・エクスラボの日本人エンジニアとの混成チームで受託開発を行うなど、グループ間での人材・技術交流も深め、グループ全体でお客様の課題に対してサポートをおこなっています。
今回は、日本国内の総合ディスカウントストア専用のスマートフォンアプリ開発を行うエクストリームベトナムのメンバー2名が、約2ヵ月間に渡り来日しています。来日の経緯、日本の印象やベトナムとの違い、今後の目標など様々なお話を伺いました。
左:ソフトウェアエンジニア Khang(カン)さん
右:BrSE Huong(フォン)さん
– 本日はよろしくお願いします。まずは簡単な自己紹介をお願いします。
Khang:「ソフトウェアエンジニアとして、現在はスマートフォンアプリの開発を行ってます。」
Huong:「私はBrSEをとしてベトナム人エンジニアと日本側のコミュニケーションサポートを行っています。プロジェクトの仕様書や関連資料をよく読み正確な情報を伝えてベトナム側のエンジニアたちの業務がスムーズ行えるようにしています。」
– 今回の来日の経緯について教えてください。
Huong:「現在私たちが開発を行っているスマートフォンアプリのチェックのために日本へきました。」
Khang:「ベトナムには日本で見る総合ディスカウントストアのような、何でも売っている大型のストアはなく、スマートフォンアプリもポイントカードとしての使い方が多いです。キャッシュレス決済や会員専用メニューなどの機能がついているアプリは全然ありません。今回の来日では日本人ユーザーがどのように使うのかフィードバックを持ち帰りたいと考えています。」
– 日本で仕事の様子について教えてください。
Huong:「まず、毎朝ベトナム側とミーティングを行い、進捗状況の共有と日本側へ確認が必要な事の洗い出しをしてベトナム側のコメントを整理してまとめます。その後、日本側とミーティングを行い、ベトナム側の進捗を報告して、緊急対応が必要なものや解決していない問題についてどう対応するかなど話合い、その日のタスクの確認を行います。」
– 毎日、日本とベトナム両方のチームとミーティングを行っているんですね。お客様との打合せにも参加するのでしょうか?
Huong:「はい。お客様が出席するミーティングにも時々参加させて頂きました。お客様から直接説明を聞いたり、その時点での問題点や対策を話合う場に参加できるの貴重な体験で、とても勉強になりました。夕方にはKhangさんのいる開発チームのメンバーとその日の作業について話し合い、進捗と状況の確認をしています。」
– 仕事をするうえで、気を付けていること、大事にしているマインドはありますか?
Huong:「きちんと内容を理解する事。分からない箇所があったときは、積極的に質問して“分からないまま”にしないように気をつけています。日本側とミーティングを行うときはアジェンダを用意して議事録をつくりテキストとしてメンバーと共有できるようにしています。」
Khang:「私も常に業務の内容を正しく理解する事を心掛けています。また、ベトナムと日本では時差も気を付けなければなりません。プロジェクトをスムーズに進行できるように日々のコミュニケーションはとても重要ですね。」
– お二人とも日本に来るのは初めてと伺いました。日本を知ったきっかけはどんな事でしょうか。
▲ソフトウェアエンジニア Khang(カン)さん
Khang:「子ども頃からの日本メーカーの製品を見ていたので知っていました。大学生の頃に日本のIT企業のことを知り、卒業後に日系企業へ入社し、同僚の日本人との交流やプロジェクトを通じて日本語を知りました。」
Huong:「私も小さいときから日本のマンガを読んだりして日本文化に触れていました。大学卒業後、日系企業に就職しましたが、日本語が出来ずにとても苦労したのでその時に、日本語を本格的に学習しようと思いました。」
– Huongさんは日本語がとてもお上手ですが、どのように勉強したんですか?
▲BrSE Huong(フォン)さん
Huong:「以前勤めていた日系企業で、日本語を学習するクラスがあったのでそこに参加して勉強しました。日本語を学ぶことで日本の文化に対して理解が深まったような気がします。」
– 日本に来て驚いたことやベトナムとの違いを感じるシーンなどはありましたか?
Khang:「日本人は仕事ではとても几帳面で責任感を持って働いている印象を受けました。でも、普段はとても親切で優しい人が多いです。あとは、電車やバス、自動販売機や買い物のときなど、様々なところに高度なテクノロジーが取り入れていて、とても生活がしやすい国だと思いました。」
Huong:「ベトナムにいる時に、ゴミの分別については本を読んで勉強していましが、実際に日本に来てみると想像以上に徹底していてびっくりしました!地下鉄やバスに乗るときもきちんと列に並んで待っているのもベトナムでは見られない光景なので驚きました。」
– 日本での思い出や気になっているスポットなどはありますか?
▲江の島での思い出の1枚
Huong:「日本に来てから、同じチームの人に浅草へ連れて行ってもらいました!とても賑やかな観光スポットでしたね!お寿司を食べたりしてすごく楽しかったです。」
Khang:「お刺身も美味しいよね…あとすき焼きも!私は富士山が気になっています。チャンスがあったら登ってみたいです。」
Huong:「登るの?(笑)すごいな…。この間、Khanさんとチームメンバーと一緒に江の島に行ったね!すごく楽しかった。」
Khang:「楽しかったね!仕事以外でもこうやって遊びに誘ってくるのたくさん思い出ができました!」
– エクストリームベトナムも社員交流が盛んですね。思い出に残っているイベントはありますか。
▲2023年はタイへ エクストリームベトナム社員旅行の様子
Khang:「エクストリームベトナムの社員旅行はとても楽しかったです。でもやっぱり今回の日本出張は特に印象深く、色々な事を体験する良い機会となりました。」
Huong:「私も一番は社員旅行です。日々の疲れもリフレッシュできますし、同僚や家族との絆を深められる素敵なイベントだと感じました。」
– では最後に、今後エクストリームベトナムでチャレンジしたいことを教えてください。
Khang:「今回のスマートフォンアプリ開発のような大きな案件にもっとチャレンジしていきたいです。先輩エンジニアからもっとたくさん学んで優秀なソフトウェアエンジニアを目指したいと思います。」
Huong:「まずは今回のアプリを無事にリリースしすることを目標としています。BrSEとしての経験をもっと積んで、日本人のお客様と直接コミュニケーションとれるくらいに成長したいです。」
– Khangさん、Huongさんありがとうございました!
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