キャリアチェンジ体験談シリーズ vol.1

営業から総務へ。クリエイターが働きやすい会社を目指して

#インタビュー

エクストリームには数多くの職種があり、それぞれの社員が自らの専門性を日々磨いています。ある職種にこだわりを持って天職と考えている社員もいる一方で、思い切って「キャリアチェンジ」して、複数の職種を経験しているからこその強みを発揮している社員もいます。

 

今回は、元営業で現在は総務の亜弓 / Ayumiさんにインタビューを行いました。キャリアチェンジ体験談のほか、デジタルクリエイターの企業で総務として働く上で心がけていること、今後の目標など様々なトピックについて伺いました。

 

営業一筋のキャリアを変えたきっかけ

 

・普段の業務内容を教えてください。

本当に様々ですね。名刺発注などの庶務業務はもちろん、新入社員向けの入社オリエンテーション、株主総会をはじめとする全社的なイベントなど、幅広く担当しています。

 

・幅広い業務を担当しているとのことですが、1年のうちで特に大きな業務案件は何ですか。

社員超会(※)と株主総会ですね。今年は両方が同じ月に実施されたので、さすがにハードでしたね(笑)

※年に一度、関連会社の社員含む全社員参加で開催するお祭りイベント。お笑い芸人の生ライブや豪華景品の大抽選会を行うなど、毎年盛りだくさんの内容で実施されます。

 

・営業からのキャリアチェンジを決めたきっかけを教えてください。

前職も含めて営業一筋のキャリアだったのですが、職歴やライフプランのことを考えると、そろそろ別の道にも挑戦したい、という思いがありました。

 

そのタイミングで運良く総務でも人材を探していたので、個人と会社のタイミングが合致した点が大きかったですね。

 

・営業と総務では業務内容も大きく変わると思うのですが、不安はありませんでしたか?

外回りの多い営業と異なり、総務はデスクワークが中心なので、眠くならないかな、という心配はありましたが(笑)それは冗談として、本社勤務の社員ともコミュニケーションを取れていたので、あまり不安はなかったですね。周りの社員や上司も、キャリアチェンジの決断を応援してくれました。

 

営業としてのキャリアを活かして活躍

 

・実際に総務として働き始めた時、苦労した点はありますか?

良くも悪くも、自分の業務が全社的に影響する点は非常に神経を使いますね。例えば全社員向けにスケジュールを通知する際、日時が間違っていたら全員に影響してしまいます。もちろん、それだけ大きな影響がある点はやりがいでもあります。

 

・「やりがい」という話が出ましたが、営業とは異なるやりがいはどのようなものがありますか。

先ほどの苦労した点と表裏一体ですが、裏方として会社全体を動かすことができる点ですね。社員超会が代表例ですが、私の号令1つで何百人もの社員が動くというのは、あまり経験できないことですよね。今まではクリエイターやクライアントの担当者など、サポートする範囲は数10人程度でしたが、現在では300名以上の社員をサポートしているので、ハードではありますがとてもやりがいを感じることができます。

 

・営業としての経験が役立っている点はありますか?

営業だったときに、クリエイター・エンジニアをはじめとする大勢の社員とコミュニケーションを取っていたことは今の仕事にも大きく活きています。自分が担当していたクリエイターや、新卒の時から顔見知りの社員もたくさんいて、顔が広くて多くの人に話しかけやすいと感じてもらっているようです。ある社員から「社内的な確認事項が簡単になった」と言ってもらった時は嬉しかったですね。

 

「とりあえず、亜弓 / Ayumiさんに聞いてみよう」と思い出してもらいたい

 

・エクストリームは「クリエイターが主役の会社」というステートメントを掲げていますが、クリエイターを支える職務として心がけていることはありますか。

できるだけコミュニケーションをしっかり取ることですね。私、実はメールがあまり好きじゃないんですよ。ビジネス上のきっちりとした文章がどうも冷たく見えてしまって…。もちろんマナーは大切だと思うのですが。

 

・直接コミュニケーションを取る姿勢を大切にされているんですね。IT企業というとドライなイメージを持たれてしまいがちですが、全く逆ですね。

はい。本社で時間が取れる時はなるべく話しかけたり、ときには電話やGoogleハングアウトなどのツールも活用しています。「何か疑問があったら、亜弓 / Ayumiさんに聞いてみよう」と社員に思い出してもらえるような総務になりたいです。

 

・こんな悩みも相談してほしい、などの例はありますか。

主に女性の社員ですが、例えば男性営業に相談しにくいこと、相談したけれどあまり理解されていなそうだと感じたことなどあれば、いつでも連絡してほしいですね。

 

「クリエイターが主役の会社」のためにチャレンジ

 

・バックオフィス系の業務は問題が起こらないことが前提とされている、まさに「縁の下の力持ち」なポジションだと思います。普段の努力が周囲から見えにくいゆえの難しさを感じた経験はありますか?

もちろん、たまには気分が沈んでしまうこともあります。社員超会でも一生懸命色々考えたのですが、それでもアンケートの中には苦言を書かれてしまうこともあったり…そういう時は難しさを感じますね。

 

反対に、そういった働きを見ている人から感謝の言葉を貰ったとき、社員から「ありがとう」と言ってもらえるときは、とても嬉しいです。

 

・総務として、今後チャレンジしたいことは何かありますか。

総務課に移った際に、課長から「総務はスペシャリストよりも、ジェネラリストを目指した方が良い」とアドバイスをいただきました。現在は担当していない労務などの業務も今後はきちんと経験して、より幅広く業務を手がけられるようになりたいです。とにかく、どんどんチャレンジしていきたいですね。

 

・総務というポジションから見たエクストリームの社風を教えてください。

何か1つ、小さなことでも良いので、現状に満足せずチャレンジしたい想いがある人は、楽しく働くことができるのではないでしょうか。私がキャリアチェンジした経験のように、新しいチャレンジを応援する社風だと身をもって実感していますので、そういった方と一緒に働くことができれば非常に嬉しいですね。

 

この記事を書いた人

Ayumi

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