こんにちは、こんばんは、おはようございます。格闘ゲーム部 副部長 Tatsuakiです。
前にこういった記事を書いたのはそう、ちょうどコロナ禍に入る前のEVO JAPANの記事が最後だったような気がします。もしくは格闘ゲーム部で出た企業対抗戦の鉄拳7部門の優勝インタビューの時だったかもしれません。
コロナ禍も少しずつ収まってきた傾向にあり、徐々にイベント事もオンラインイベントからオフラインイベントが増えてきました。
しかし、仕事はリモートが中心になり、オンラインで集まりはするものの、なかなか以前のようにオフラインで集まれることは少なくなってきました。格闘ゲーム部もそうです。でも、なにかしら活動はしないといけないなとは思っていたところ、機会が訪れました。
きっかけは知人からの「大会開かない?地元で。」という言葉でした。
自分が好きな「鉄拳」というゲームでは「Tekken World Tour」という全世界の各地で開かれる大会で、上位入賞した選手にポイントを付与し、その結果で予選を競い、決勝大会までの切符を争う世界大会を開いているのですが、必ずしもメーカー主導の地域で行われる大会だけでなく、各地域のコミュニティが許可さえいただければ開けるDOJO大会という位置づけの大会があり、それをやらないか?という話でした。
大会に参加するということはありますが、開催するということは、なかなか経験出来ないということ、格ゲー部の活動の一環となると思い、受けてみることにしました。
やってみるとこれがまた大変でした。今回、大会の大まかな決め事として、
1. オフライン大会で実施すること
2. ベスト8からは大会の模様を配信すること
大まかにいうとこの4つが必要ということがわかり、準備をしていくことになりました。
世界中で開かれている大会なので、当然国内でも日程が被る可能性があります。
準備をしている段階で、日本国内の大会と開催が被らないように、バンダイナムコ様に大会の申請をすること、人が来そうな日付を選ぶこと、群馬という田舎で開こうとしているため、大会会場へ向かうための交通手段の用意の有無など新たな懸念材料も増えていき、それらを解消していくのもなかなか大変な道のりでした。
そしてなんとか事前準備を終え、無事に大会の日を迎えましたが、しかし、ここでトラブルが。
配信機材…足りなくない?
これだけ気軽にストリーマーが増えている時代です。家で配信するには十分であろう機材は用意できていましたが、それはあくまで一人で配信するという点においてであり、複数人でオフラインでの実況、解説などを交えてしゃべりそれを配信するということを考慮しておらず、それには必要な機材が足りていないという事態になってしまいました。
▲画像は実際の配信で使用した機材の一部
写っているだけでもノートPC、Webカメラ、モニター、マイクなどはあり、見えないところにPS4やケーブル類、キャプチャーボード等があり、機材は十分足りてそうに見えますが、これでも全然足りていなかったのです(苦笑)
他にも配信の蓋絵の用意や、ご協力いただいた方々の紹介文を配信に乗せるためのスライドを大量に作成したりなど、やらなくてはいけないことも盛りだくさんでした。
まるで仕事…?のような量ではあったのですが、逆に普段味わえないような経験ができて新鮮で楽しかったです。
大会自体はトラブルもありつつも無事に終わったので良かったと思っています。
実際に大会を開催してみて思ったことは、何気なく参加している大会でも、1つの大会を開くのは、こんなにも用意や配慮が大変なんだ!と感じられた初夏の1場面でした。
この経験は活きそうなので、何かエクスリームで大会を開くことがあれば活かしたいなと思います(笑)