エクストリームは愛知県名古屋市に、第二のオフィスを構えています。
今回は名古屋を拠点にエクストリーム社員はどのように働いているのか、社内の雰囲気や今後の目標などを名古屋オフィスのメンバーにインタビューをしてみました。
(写真左:亮輔、写真右:正良)
ものづくりの街で、デジタルクリエイティブに挑む
・名古屋オフィスで働くことになった経緯を教えてください。
(亮輔)私は名古屋オフィスの立ち上げメンバーとして参加しました。本社の池袋から距離が離れていることもあり、設立当初は困難が多くありましたが、皆で協力して乗り越えました。設立から4年を経過した今では、名古屋オフィスの規模は徐々に拡大しており、営業やエンジニアなどを含めて、20名近くの社員が従事しています。
(正良)私は東京で働いていましたが、結婚を機に地元に戻ったことがきっかけで、名古屋オフィスで働き始めました。生まれ育った地元と距離が近い環境なので、とても働きやすいですね。
・名古屋オフィスの役割を紹介してください。
(亮輔)名古屋オフィスでは、池袋本社のソリューション事業を名古屋の地で展開しています。名古屋という地域柄、今は自動車関連やIT関連のクライアントがメインになっています。具体的なエンジニアの業務としては、業務系やweb系開発、組込みや制御関連が多い印象です。
(正良)確かにそうですね。「ものづくり」の街としての歴史がある名古屋には工場が点在しているので、製造を主軸とする企業の案件が豊富にあると思います。エンジニアの私は工場のセキュリティの強化に用いられる、虹彩認証や顔認証、指紋認証などの生体認証システムの開発に携わっています。
・東京とは違う商習慣はありますか。
(亮輔)私は営業なので、人と接する機会が多いのですが、「人と人の繋がり」が東京に比べて強いように感じます。それが名古屋という地域の良さでもあると思いますし、繋がりの深いコミュニケーションを大切にするようにしています。一人ひとりのお客様と、生涯を通したビジネスパートナーのようにお付き合いさせていただきたいです。
(正良)私も「名古屋の企業は、一旦関係性を築くとすごく良くしてくれる」といった声を、東京の企業の方々から耳にすることが多いです。名古屋の地域性が、ビジネスにも反映されている良い例だと思いますので、同じ名古屋にオフィスを構える企業として、この点は特に意識していきたいですね。
キャリアプランの形成をサポート
・名古屋オフィスで働いているデジタルクリエイターはどのようなスキルを持つ方が多いですか。
(正良)今所属している社員はJava、PHP関連ができる人、コーダーの方が多いです。その中でも半分以上はシステム開発、残り半分はC言語やC++、C#を用いたフロントエンドの業務を担当しています。未経験の方から上流工程を担当する経験豊富なSEの方に活躍していただいています。今後も幅広いスキルを持った方々を積極的に増やしていきたいと考えています。
(亮輔)名古屋オフィスの売上規模という観点から言えば、成長率が前年比170%を超えるほど成長してきています。前年度も同じぐらいの成長率で推移しており、成長に応じて仕事が増えている状況なので、名古屋オフィスで従事するメンバーの受け入れ体制拡充にも注力しています。
・名古屋オフィスでは未経験者も対象にした採用活動を行なっていますが、入社後の教育体制はどうですか。
(正良)会社として導入しているeラーニングを活用しています。未経験の方には、その人に適したメニューを私たちが選別し、受講するようにオススメしています。また、長くお付き合い頂いているクライアント先で、OJTをさせていただくことができますので、より実践的な環境で学ぶことができます。今後は池袋本社のノウハウを活用しながら、スキルアップ研修などの制度をしっかりと作りたいと考えています。
他には池袋本社と同様に、Confluenceを導入しています。どのオフィスに属しているかは問わず、全社員が書いた内容を閲覧出来るので、デジタルクリエイティブに関する最新情報に触れることができます。名古屋オフィスの社員からの情報発信も、今後は増やしていきたいですね。
(亮輔)入社後の教育だけでなく、キャリアプラン形成も私たちの役割です。従事している業務内容だけでキャリアを形成していくことにこだわるのではなく、異なる業務内容に伸び代を感じた場合には活躍の場を広げられるように、キャリアマッチングを意識したサポートを行っています。例えば、遊技機系のエンジニアと自動車系のエンジニアは同じC言語を使っています。組み込みや制御と呼ばれる分野のプログラマーは自動車に限らず電子機器などの領域でも活躍できますし、その逆も当然あります。エクストリーム社員の一人ひとりに合った、キャリアプランを一緒に考えるのはとても大事なことです。
社内でスキルや想いを共有
・名古屋オフィスの雰囲気を教えてください。
(亮輔)本社の場合、人数が多いので全員が集まる機会は少ないと思いますが、名古屋オフィスは20名程なので、一度に集まってコミュニケーションを取りやすい環境ですね。20代前半から40代半ばまでの幅広い層の社員が所属していますが、世代を超えて人間関係が築けています。特にゲーム好きの社員が多いので、社内部活動の「ゲーム部」が上手く作用していて、趣味を通した交流がとても盛んです。
(正良)メンバーの一体感が強く、社内コミュニケーションが活発なため、離職率が低い傾向にあります。先程の地域性の話にも関連しますが、非常に面倒見の良い社員が多いです。特に最近は、お互いのスキルを共有する気概が活発になっています。経験者がスキルを共有し、未経験者からは新鮮な意見をもらう‥‥。そういった相乗効果が、設立から4年を経て、生まれつつあるのが嬉しいですね。
(亮輔)また、名古屋オフィスは小さい組織だからこそ、一社員から上がった声からすぐに動くことができる強みがあります。エクストリーム自体にそのような気風があり、代表の佐藤とも同じ想いを共有できているからこそ、機動力のある組織になっているのだと思っています。
・どのように社員の声を集めていますか。
(亮輔)月に1回、代表の佐藤が参加するミーティングを開き、今後の目標を話してもらう場を設けています。事業に関する目標はもちろん、資格を取るとか、イベントをやりたいとか、広い範囲での目標ですね。エンジニア社員がクライアント先に常駐している時間も多い分、社員の声を聞く姿勢には力を入れています。
会社としての、さらなる成長を目指して
・採用を強化する中で、どのような人材を求めていますか。
(亮輔)スキルで言えば、上流工程の要件定義から設計までをお任せ出来るプロフェッショナルが欲しいところですが‥‥やはり、希少な人材ですよね。名古屋オフィスでは未経験採用・フォローアップにも注力していますので、積極的に技術を学びたい方は大歓迎です。営業と情報を共有しながら、主体的に動ける方を採用しています。
(正良)そうですね‥‥「夢がある人」でしょうか。今は出来なくても、将来的な目標がある方に来て欲しいですね。今まで採用活動に関わってきた経験上、エントリーされる方は自身の現状は客観的に把握されています。でも、入社した後のことを考えていないと「今やっていることは自分には合っていない」と、短期で別の業界に転職される方もいらっしゃいます。なので、いつかプロゲーマーになりたいでも、お金持ちになりたいでも‥‥それこそ「良い車に乗りたい」でも良いので何か目標を持つことが大事です。私も「良い車に乗りたい」ですし(笑)何か一つの目標があって、それを口に出せる人、一人ひとりが目標を持つ中で、チームの一員として共に頑張っていける人、そんな方と一緒に働きたいです。
・最後に、名古屋オフィスの今後の目標について教えてください。
(正良)エンジニアの私としては、名古屋オフィスの受託案件を伸ばすことが目標です。実績になりますし、社員のスキルアップの面でも重要だと考えています。そのために、まずは社内の教育体制を強化して、一緒に名古屋オフィスを背負っていくメンバーを育てたいですね。
(亮輔)私は名古屋オフィスを事業部化して、より独立した組織にしたいです。例えば、名古屋より西の関西・中部・九州などに展開することで、優秀なデジタルクリエイターを採用する機会を増やし、クリエイティブを質と量ともに発展させていきたいです。エクストリームではチャレンジ精神を大切にしていますので、新しいことにはどんどんチャレンジしていきたいと思っています。
今まさに急成長の最中にある名古屋オフィス。
立ち上げから4年が経過し、エクストリームの企業風土を受け継いだ、新たな拠点の勢いが感じられるインタビューとなりました。
名古屋オフィスでは現在、営業やエンジニアなどの各職種の採用を行っていますので、
名古屋から日本のデジタルクリエイティブを面白くしていきたい方をお待ちしています!