みんな何使ってる?エンジニアに人気のエディタ

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システムエンジニアは常にコーディングの効率化を考えて仕事をする必要があります。チームで複数のエンジニアとコードを共有しながらプロジェクトを進めたりデータを引き継いだりする際、煩雑なコードは他のエンジニアから何の処理を行っているかが分かりにくく読解に時間がかかり、修正に手間取ったり、読み誤って不具合が発生したりします。そのため、多くのエンジニアは「エディタ」を使ってこのようなミスの発生を防ぐことで生産性を上げています。

 

 

エディタとは?

エディタとは、その直訳の通り「何かを編集するためのツール」です。画像エディタ、音声エディタ、動画エディタなどたくさんの種類がありますが、エンジニアが言う「エディタ」とはソースコードを修正する「テキストエディタ」を指します。

 

エディタを利用するメリット・便利機能

エンジニアはソースコードを編集する際、作業の効率化や修正ミスを少なくする目的でエディタを使用します。エディタには便利な機能が多く備わっており、作業の効率をあげることができます。

 

 

各エディタによって特徴・使用用途が異なり、実装されている機能もさまざまですが、主に以下のような機能があります。

1.ハイライト機能
検索したワードの文字色や背景色を変え、わかりやすくします。特定のクラスやメソッドがどこで使われているかを探すときに便利です。

2.プレビュー機能

HTMLがブラウザで意図した通りに表示されているか、などの確認作業を効率化することができます。

3.フォーマット機能
コードのインデントや改行のタイミングなどを設定に応じて自動で修正します。チームで複数のエンジニアと作業を行う際に、コードの書き方を統一することが可能です。

 

現場でよく使われる人気のエディタ

エディタを初めて使う場合は、直感的に操作が可能でヘルプ機能が親切なフリーエディタを使用し、基本的な機能に慣れた後、目的に合ったエディタを探してみるとよいでしょう。フリーのエディタで試してみるなら、おすすめは、「サクラエディタ」、「TeraPad」、「Notepad++」です。
そして近年ITエンジニアに人気のあるエディタでは「Vim」、「Atom」、「Visual Studio Code」、「Sublime Text」、「NoEditor」などがあります。

・Vim
CUIでコマンドを覚える必要があるため少々操作が難しいエディタですが、非常に高速に動作することやキーボードだけでほとんどの操作が可能なことから、使い慣れると仕事を効率化できるメリットがあります。

・Atom
必要な機能は概ねそろえている上に、拡張機能(パッケージ)が豊富で、職種の目的、用途によって様々にカスタムできることが魅力です。

・Visual Studio Code
Windows、Mac、LinuxのすべてのOSで利用可能なフリーエディタです。Java、C言語、PHPだけではなく人工知能の開発言語として期待されているPythonなど、多くの言語に対応しています。

・Sublime Text
「恋に落ちるエディタ(The text editor you’ll fall in love with)」というキャッチフレーズが有名で、そのキャッチの通り、使い勝手の良さからファンも多いエディタです。動作が軽く、標準搭載の機能も豊富で初心者から熟練者まで利用できます。

・NoEditor
二つのファイルの差分を表示できる便利な機能が特徴です。大規模システムでバージョンごとのソースの差異を確認する時に重宝します。

※注意:システム開発プロジェクトでは、コードの書き方を統一して可読性を上げるため、「コーディングルール」が定められていることがありますが、他のエンジニアと異なるエディタを使ってしまうと、コーディングルールに違反するコードが出来上がってしまう可能性があるため、どのエディタを使用するか事前に確認しましょう。

 

エディタを使いこなすためには

エディタは、「機能の使い方を調べる⇒実際に使ってみる」を繰り返すことで使いこなせるようになっていきます。エディタは非常に多機能ですが、機能によっては特定の場合にしか使わないものもあるので、必ずしもすべての機能について熟知している必要はありません。まずは、必要だと思う機能を自分なりにまとめ、理解し、実際のプロジェクトで使ってみるとよいでしょう。初めは調べながらでも、自然と使いこなせるようになるはずです。また、エディタを利用していく中で「こんな機能があったらいいのに」と思う場面がでてきた場合は、そのような機能があるかどうか調べてみましょう。必要だと感じた機能は他のエンジニアも一度は困った経験があるはずなので、エディタに実装されている可能性が高いです。
このように学習と実践を繰り返しながら、随時新しい機能をキャッチアップしてエディタをマスターすることで、高品質なコードが書けるエンジニアに成長することができるでしょう。

 

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