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女性プログラマーに聞く、産休・育休後の働き方

#インタビュー

産休・育休をはじめとする子育て世帯へのサポートを推進する企業が増加していますが、エンジニアやプログラマーといったIT系技術者が産休・育休を取得する場合、様々な問題に直面します。「休暇中に進歩する技術へのフォローアップはどうするのか」「常駐型の働き方の場合は、クライアントとどう調整するのか」「そもそも体調や出産兆候など、人それぞれに異なる事情にはどう対処するのか」といった不安を抱えるIT系技術者の方も多いのではないでしょうか。

 

この問題に対応するため、エクストリームでは社員一人ひとりに合わせた柔軟なサポートを行い、職場復帰を推進しています。一連の取り組みの結果、産休・育休取得後の復職率100%を達成しました(2019年実績)。そんなエクストリームの取り組みをご紹介するため、今回は産休・育休を取得したプログラマーの女性社員にインタビューを行いました。実際に産休・育休を取得した一人のエンジニアの視点から、子育てと育児を両立させる難しさや、ママエンジニアならではの課題に応えるエクストリームのサポート体制についてお聞きしました。

 

 

営業社員のサポートでフレキシブルに産休を取得

aya:プログラマー。クライアントのオフィスに常駐し、スマートフォンアプリのプログラムを担当。

 

– プログラマーを目指したきっかけを教えてください。

「小学生のころからゲームが好きだったので、情報系の専門学校でプログラミングを学びました」

 

– 業務の中でやりがいを感じるときはどんな時でしょうか。

「現在はスマートフォンアプリ向けゲームのプログラムを担当しているのですが、スマーフォン向けのゲームではリアルタイムで世界中のプレイヤーから反応をもらえるので、とてもやりがいを感じますね」

 

– エクストリームに入社するにあたって、常駐型の働き方に不安はありませんでしたか。

「私はどちらかというと、1つのところに留まる方に不安を感じるタイプなんです。なので、様々な現場を経験できる常駐型の働き方の方が、自分の趣向に合っていると感じました。常駐先を営業社員の方に相談できる点も安心感があるので、エクストリームへ入社する際も特に不安はありませんでした」

 

– 産休・育休取得の流れを教えてください。

「産休を3ヶ月、育休を16ヶ月取得しました。私は妊娠初期の段階からつわりがひどかったので、産休に入る前から1ヶ月間の休職期間を設けていただきました。少々特殊なケースでしたが、担当の営業社員の方がクライアントと業務の調整をしてくれたおかげで、体調に合わせて働くことができました」

 

– 営業がクライアントの間に入ってサポートしていただけると、クリエイターの方にとっても安心ですよね。

「そうですね。フレキシブルに対応していただいたのでとても助かりました。そして何より、産休や育休に理解のあるクライアント企業だったことも大きいと思います」

 

 

育休からの復帰も、常駐型ならではの働き方で

▲お子様との大切な時間

 

– 現場を離れる事に対して不安はありませんでしたか。

「技術の進歩は早いので、復帰後に自分の技術が通用するのかという不安はありました。自分で技術書を読んでフォローする他、会社で開催されている「ママエンジニアともくもく会」(子ども同伴可能な技術交流会)に参加しました。技術的な話は刺激になりましたし、他にも時短勤務や保育園の話など、育児に関する情報共有ができた点も参考になりました」

 

– 復職にあたっては、会社からのフォローはどのようなものがありましたか。

「私の場合は新型コロナウイルス感染症の問題もあって保育園が思うように見つからず、当初の予定通り復帰できなかったので、テレワークを含むシフトが可能な常駐先を営業の方に探していただきました。働き方に合わせて常駐先を選ぶことができる点は、エクストリームならではのメリットだと思います」

 

– 会社が子育て世帯に対する理解があると、働く上でのモチベーションにも変化はありますか。

「そうですね。働く従業員の事を考えてくれている会社なんだなと実感しますし、働きやすさだけでなく、気持ちの面でも励みになります」

 

– 復職後、働き方の変化はありましたか。

「テレワークだと直接会話できないので、チャットツールで積極的なコミュニケーションを行うように意識しました。業務的なやりとりでも、相手の個性を意識してコミュニケーションの取り方を調整するように工夫しています。より個人的な面で言えば、後輩を指導するようなマネジメント面の意識も強くなりましたね。子どもが生まれたことで、自分の中で変化が生まれたのかもしれませんね」

 

 

子育て世帯に優しい環境を、共に作っていきたい

 

– 仕事と育児を両立するうえで、特に大変な点は何ですか。

「子どもの個性によって異なると思うのですが、私の場合は子どもが寝ないことでしょうか(笑)テレワークなら子どもが寝た後でも仕事ができると思っていたのですが、実際そんな暇はありませんでしたね(苦笑)」

 

– 仕事と育児を両立させるためのポイントは何だと思いますか。

「それはもう、パートナーの協力以外にないですね(笑)1人で両方をこなすのは、精神的にも身体的にも大変だと思います。パートナーとはお互いの業務量を共有して、サポートしあえるように工夫しています」

 

– 先ほどマネジメントというお話が挙がりましたが、産休・育休を取得しようと考えている後輩社員に対してアドバイスはありますか。

「とにかく体を大切にしてほしいですね。妊娠や出産に関しては、男性はもちろん女性だってわからないことだらけです。心身の変化に対応するために、きちんとチームで役割分担することが大切だと思います。特に若い社員は仕事を自分で抱え込んでしまう方が多い印象があるので、くれぐれも体調には気をつけてほしいですね」

 

– エクストリームは子育て世帯に対するサポートが充実していますが、他に会社に求める制度はありますか。

「認可保育園に入ることができず、認可外に預けている方も多いと思うので、保育園や住宅に関する補助があると嬉しいですね。そういった部分のサポートがあれば、フルタイムの復帰にもより前向きになれると思います」

 

– この記事を読んでいる女性クリエイター・エンジニアに向けて、最後にメッセージをお願いします。

「エクストリームは上司にも子育て世帯が多く、女性の意見も大切にしてくれる会社だと思っています。若い社員のライフステージが変化していけば子育て世帯も増えていくと思うので、今後はもっと働きやすい会社になるのではないでしょうか。今以上に子育て世帯に優しい社風を一緒に作って行けたら嬉しいですね」

 

 

ayaさん、ありがとうございました!

 

「クリエイターが主役の会社」のエクストリームでは、社員一人ひとりの個性をサポートすることで、高品質なデジタルクリエイティブをクライアント企業に提供しています。社員のライフステージの変化に寄り添う取り組みは、エクストリームが企業として成長するためにも欠かすことのできない施策です。

今後もエクストリームは職種を問わず、様々な施策で子育て世帯をサポートしていきます。

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