エクストリームは2014年度から新卒採用を行なっています。新入社員研修はもちろん、OJTでのフォローやユニークで手厚い福利厚生など、様々な制度で社員をサポートしています。
本連載ではエクストリームに新卒入社した若手社員の目線から、入社を決めた理由や業務の様子など、エクストリームの魅力について語って頂きます。
第2回目は受託開発事業部にてシステムエンジニアとして働くRyoyaさん。
クライアントのビジネス課題を解決する、受託開発事業の魅力についてインタビューを行いました。現在就職活動中の学生の方は、ぜひ参考にしてください。
入社のきっかけは麻雀ゲーム?
Ryoya 2018年入社のシステムエンジニア。
– 現在の業務内容を教えてください。
「エクストリームの受託開発事業にて、システムの保守・運用を任されています。エクストリームはクライアント企業のオフィスに常駐して業務を行うソリューション事業と、池袋本社に業務を持ち帰る受託開発事業があり、私が所属するのは受託開発事業部です。クライアントのアプリで通信障害が起きた時にその原因を調べたりするなど、主にバックエンドの業務を担当しています」
– エクストリームを知った経緯を教えてください。
「大学で受講したIT系の講義がきっかけでプログラミングの面白さに目覚めました。当初はゲームを作りたいと考えていたので、エンタメ系の企業でも探していたところ『超兄貴』や『桃色大戦ぱいろん』を扱うエクストリームを知りました」
▲超兄貴
「筋肉美がテーマのシューティングゲーム」というコンセプトでカルト的な人気を獲得している、メサイヤが誇る「バカゲー」の代名詞。
▲桃色大戦ぱいろん
「麻雀」に「萌え」要素を取り入れた美少女キャラクターと超豪華声優陣でおくる本格オンラン麻雀ゲーム。
– 『桃色大戦ぱいろん』や『超兄貴』がきっかけになったということでしょうか?
「そうですね。もともとレトロゲームや麻雀が好きなんです。学生時代はそれこそ池袋の雀荘に遊びに行ったり、友達に麻雀の面白さを布教していました(笑)特に『桃色大戦ぱいろん』は実際にプレイしたこともあったのでエクストリームに興味を持ち、エントリーしました」
– 実際に入社を決めるにあたってエクストリームのどのような部分が魅力だったのでしょうか。
「「デジタルクリエイタープロダクション」という言葉に代表されるように、エクストリームでは様々なクライアントの業務を経験できます。スキルアップするためには最適な環境だと思い入社を決めました」
先輩のサポートを受け、技術で世の中に貢献
– これまでの業務の中で一番苦労した事はなんでしょうか。
「物理サーバーをクラウドサーバーへ移行した案件が最も大変でした。システムを丸ごと移行する案件なので、まずはシステムの中身を把握する必要があります。インフラエンジニアとしての知識が必要になるので、経験豊かな先輩にサポートして貰いながら取り組みました。確認漏れがあるとシステムがダウンしてしまう恐れがあり、細心の注意を払って作業していたので、精神的にもだいぶ苦労しましたね(苦笑)」
– 働く中でのやりがいや1番嬉しかった出来事を教えて下さい。
「スーパーチェーンの会員システム用アプリの開発案件ですね。私も普段から利用しているスーパーだったので、リリース日にも仕事帰りに立ち寄ったのですが、店内放送でアプリのアナウンスをしていて「あ、これ僕が作ったアプリだ!」と思いながら買い物をしました(笑)実際に自分が作ったものが利用されているところに遭遇したのは初めてだったので、とても嬉しかったですね!」
– もともとはゲームが好きがで入社したとのお話でしたが、受託開発事業部への配属が決まった時の気持ちはいかがでしたか?
「入社当時はゲームを作りたいと思っていたので、正直なところショックはありました(笑)ただ実際に業務に携わると、なんと言うかしっくりきたんですよね。システムの保守・運用を担当したがるエンジニアは多くないようなのですが、私はとても楽しいと感じています」
– 具体的にどういった点が合っていると感じたのでしょうか。
「0(ゼロ)から新しく何かを作るよりも、1あるものを効率的に活用できるよう工夫をしたりすることにやりがいを感じる性質なのだと思います。偶然なのか、課長に見抜いていただいたおかげなのかはわかりませんが(笑)今では、ゲーム関係に配属されている他の社員の話を聞いても保守・運用の方に魅力を感じますね。その点については、入社後に気持ちが大きく変わった部分です」
経営者目線でビジネスと技術を学べる環境
– エクストリームの受託開発事にはどのような魅力がありますか。
「クリエイターとして、よりビジネスマインドを養うことができる点でしょうか。様々なクライアントの案件に携わるため、それぞれのクライアントがどのようなビジネスモデルでどのように経営しているのか、より経営者に近い目線から開発に携わることができます。クリエイターとして成長できる点はもちろん、将来的に起業や独立を考えている方にとっても非常に学びのある環境なのではないでしょうか」
– 技術が実際のビジネスにどう役立っているのか、より実践的な知識を身につけられるということですね。
「そうですね。同じプログラムでも使い方次第で全く違うビジネスに応用できるなど、常に新しい発見があります。よりクリエイター目線で言えば、日々の業務に役立つ応用力を養える環境だと言えるのではないでしょうか」
– スキルアップには最適な環境ですね。
「私個人の考えですが、クリエイターはキャリアアップや転職を通して常にスキルアップを目指している方が多いと感じます。ゲーム開発のように専用のシステムを使い、3~5年かけて1つの物を制作することも、もちろん自分のスキルにつながると思います。ですが将来性を考えた場合、エクストリームのような働き方の方が、キャリアが固定化してしまう恐れが少ないのではないかと思います」
後輩をサポートしながら、新たな分野へチャレンジ
– 毎年行われている内定者懇親会にて、今年の幹事を担当したと伺いました。新卒社員のサポートにおいて、どのような点を意識しましたか。
「私の心がけとして、そういう場で会社の肩を持つことはしないようにしています。もちろん会社からすれば入社してほしい人材だと思いますが。新卒社員にとって、働いている社員の雰囲気や社風など、自分と合っているかどうかも重要ですし、やはりその人の人生なので、良い方向に進んでほしいなと。そのためにもプレッシャーをかけたりするのでなく、新卒社員にとって良い選択が出来るように、聞かれた事に対して包み隠さず話すようにしました」
– 入社してから約3年が経過した今、後輩と接する時に意識しているポイントはありますか。
「新卒社員は自分から話しかけにくいと思うので、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。新卒社員の立場からすると、上司に優しくしていただいても、自分からは簡単に話しかけにくいと思うんですよ。「話しかけて良いのかな」と自制してしまうというか。なので、年齢的に最も近い自分がサポートしていければと考えています」
– 今後エクストリームでチャレンジしたいことはありますか。
「今はクライアントのシステムを保守・運用していますが、いつか自分で新しいシステムを作りたいと考えています。何らかの業務効率化や自動化プログラムを実現して、製品化できれば理想的ですね」
– では最後に、入社を検討している学生に向けて、メッセージをお願いいたします。
「私が入社する時に不安だった点が人間関係だったのですが、とても雰囲気の良い環境だと思います。上司にも悩み事などを相談すると真摯に話を聞いていただけるので、本当に感謝しています。業務面でも、スキルアップやキャリアアップを目指す方にはとても向いているのではないでしょうか」
Ryoyaさん、ありがとうございました!
希望と異なる業務でも、実際に経験してみることで自分の適性が分かるかもしれません。自分一人の考えに固執してしまうと、かえって将来的なスキルアップのチャンスを失ってしまう恐れがあるかもしれません。就活生のみなさまも、就職活動はより長期的な目線を持ち、何事にもチャレンジしてみることをおすすめします!