2025年1月に開設したエクストリームの新拠点、大阪オフィス。立ち上げからもうすぐ1年が経過しようとするなか、西日本の要として順調な成長をたどっています。
今回は、大阪オフィス設立メンバーであり、拠点の責任者であるKazukiに、立ち上げ期の振り返りと今後の成長について語っていただきました。

▲デジタル人材事業本部 関西支部 営業課 課長 Kazuki
- 大阪オフィス開設からおよそ1年で大きく飛躍されていると聞きましたが、具体的にどのような状況でしょうか。
Kazuki「まず、この一年で想定よりも多くの仲間が増えました。技術者の方々はもちろん、営業チームのメンバーも増えています。
技術者の方々に関しては、オフィスを開設した2025年1月から3月までの間で10名ほど増えました。今期の大阪オフィスでは、4月から3月までの1年間で、毎月2名ずつ増員することを目標として掲げており、10月現在で、目標を上回るペースで進んでいます。1月の立ち上げ時点ではほぼゼロからのスタートでしたので、現在は30名ほどとなり、新しい仲間がたくさん増えました。
また営業チームとしては、私とKokiの2人のみが在籍していたところから、現在は6名までメンバーが増えました。そのうちの1名は、新しい業種・業界の開拓を担うメンバーです。キャリアのある方もいますが、若手の割合が多いチームで非常に活気があります。

▲新オフィス移転時の一枚
- 人員増加に限らず、この1年での大きな変化はありますか。
Kazuki「7月のオフィス移転ですね。もともと大阪オフィスは、駅直結のビル内にあるシェアオフィスの一室からスタートしました。そこから順調に仲間が増えたことで、シェアオフィスではなく、一室をまるごとお借りする形でオフィスを移転を行いました。自分たちだけのオフィスを持つと、拠点としてようやく形になってきたなという実感が湧きましたね。」
- 今後はどのような拡大を目指しているのでしょうか。
kazuki「技術者の人数でいうと、今期末までには40名程度まで拡大したいと考えています。まだ不確定な部分もありますが、上期を終えて、ここからの数ヶ月が正念場です。個人的には、先に地方拠点として立ち上がった名古屋拠点に並ぶ存在として、持続的な成長を狙っていきたいですね。」
ー 大阪では、どのようなスタイルで営業活動をされていますか。
Kazuki「大阪での営業活動は、まったくの新規企業にアプローチするというよりも、既にお取引のあるお客さまにご縁をいただく形が多いです。東京や名古屋でお取引のあるお客様は、関西にも拠点を持たれていることが多いため、そのようなお客様にご紹介をいただています。
一方、新しいお客様との接点作りにも取り組んでおり、11月19日(水)~21日(金)にインテックス大阪で開催されるJapan IT Weekへの出展も予定しています。たくさんの方々とお会いしてお話できたらと思っていますので、是非エクストリームのブースへご来場いただけたらと思います。」
【Japan IT Weekエクストリーム入場者登録フォーム】
- 大阪と東京を比較して、市場の違いを感じることはありますか。
Kazuki「東京では、BtoC向けのWebサービスや、エンターテインメント領域の案件が多い印象です。大阪は製造系の大手企業が多いこともあり、業務系のシステム開発に需要が集中していると感じます。案件の業界構成が、大阪と東京ではだいぶ異なりますね。
大阪ではより求められる領域が絞られます。名古屋では自動車関連のお客様が多いように、大阪は電機系のお客様が多いです。東京はさまざまな産業が集まっている場所だと思います。地方では、その地域における産業特性を色濃く感じることが多いですね。」
- この1年を振り返り、何が最も大変でしたか。
Kazuki「人員拡大という意味では順調でしたが、やはりお客様との関係構築に課題がありました。既存のお客様にご紹介いただくケースが多いとはいえ、特に立ち上げ当初は、エクストリームという会社の認知すらないお客様とやりとりを始めることも多く『エクストリームさん、初めまして』という、ゼロから実績を積み上げていくところが大変でした。」
- そのようなお客様と、どのように関係を構築していったのでしょうか。
Kazuki「東京本社や名古屋オフィスでのお付き合いがある場合はそのお話をさせていただいたうえで、できるだけ密にご連絡をさせていただくことを意識しました。
また、お客様との打ち合わせは基本的に直接お会いして行うようにしています。大阪という地域は、人との繋がりをより重視する傾向があると感じていますし、オンラインではお互いに顔を覚えづらいという点を考慮した形です。私個人としても、お客様と直接お会いした方が、自分たちのキャラクターを伝えられやすいと考えています。もちろん、技術者のアサインという点でも、自社の強みや特長をふまえてしっかりアピールするようにしています。」
- Kazukiさんご自身が、この1年で成長を実感した部分はありますか。
Kazuki「自分の意識は大きく変わったと思います。より責任感が増しました。東京本社でも管理職でしたので、責任感がなかったわけではないのですが、当時は物理的に近い場所に相談できる方がいたり、同じ部署内にも他の管理職がいたりしたので、良い意味で支え合える環境に身を置いていました。
今では、東京本社から離れた場所で、かつ責任のある立場で働かせていただいているので、『自分がやらなければならない』という意識がより強くなりました。
また、東京本社とは距離が離れている分、以前よりも報連相を丁寧に行うことを意識するようになりました。たとえば、毎朝開かれている管理職向けの会議には必ず参加しています。また、関西支部の部長を兼任されている本部長には、逐一共有や相談をおこなうようにしています。さらに関西支部では終礼もおこなっていますので、特定の曜日には本部長にも参加いただいています。直接会うことが難しいからこそ、普段からの連携を意識的に強化するようにしていますね。」

- 大阪オフィスでは、技術者同士や組織間でのコミュニケーションはどのようにとられていますか。
Kazuki「定期的に社内交流の場を設けるようにしています。6月には大阪オフィスでの懇親会を開催しましたし、7月のオフィス移転のタイミングでは、オープニングセレモニーを開催しました。オープニングセレモニーには、大阪オフィス在籍メンバーはもちろん、佐藤社長をはじめ本部長にもお越しいただき、大阪オフィス在籍者同士の交流だけでなく、営業や普段直接会う機会の少ない経営層とのコミュニケーションの場にもなりました。
この年末には忘年会の開催を予定しているので、仲間同士がコミュニケーションを取れる機会を増やしていきたいですね。」
- 今後予定している取り組みはありますか。
Kazuki「交流の場は増やしていきたいと考えています。東京本社のように、毎月交流会を開催することはまだ難しいですが、今よりもイベントの開催頻度を高めることは検討しています。大阪オフィスのメンバーは、ある意味で全員が”立ち上げメンバー”のような存在です。交流を通して、技術者同士の横のつながりだけでなく、会社への帰属意識も育めればと考えています。また、大阪オフィスではまだ部活動がありません。部活動も社内コミュニケーションの活性化につながると思いますし、人数も増えてきましたので、来期には何らかの部活動を立ち上げられたらいいと思っています。。
他にも、本社と連携して勉強会を実施するなど、普段あまりやり取りのない東京の技術者の方々とつながったり、技術面での情報交換や刺激を受け合える場も作っていきたいですね。」
- オフィス環境は、今後も拡張を予定されているのでしょうか。
Kazuki「今のオフィスはそれほど大きなスペースはなく、会議室が2つ、執務室が1つという構成になっています。東京本社のCo-COREや、名古屋オフィスのゲームコーナーのような共有スペースは設けられていません。今後、組織が順調に成長していけば、より広いオフィスに移転して、交流をさらに促進できるような共有スペースを作っていけたらと考えています。」
- 大阪オフィスの今後の展望についてお聞かせください。
Kazuki「大阪オフィスは、東京本社に比べると技術者の数がまだまだ少ないです。そのため、お客様からご相談をいただいても対応しきれないというケースがあります。まずは組織を整え、大阪で地盤をしっかり固めるという点を第一目標にしています。
その上で、将来的にはデジタル人材事業以外にも、受託開発の領域にも対応できるようにしていきたいです。今まさにクライアント先でプロジェクトに参画している技術者をきっかけに、先々は案件を持ち帰るという流れを作っていきたいですね。
また、営業組織としてもさらなる拡大を目指しています。来期は10名を超える組織にすることが目標です。営業と技術者が両方揃ってこそ案件拡大につながりますし、お客様に提供できる価値も増えると思うからです。
大阪オフィスは今まさに成長している拠点なので、『会社と同じように自分も成長したい』と考える人材にぜひ来ていただきたいですね。」
Kazukiさん、ありがとうございました!
エクストリームは、大阪オフィスをさらに強化し、西日本のものづくりを支えるパートナーとして進化を続けてまいります。今後もエクストリームをどうぞよろしくお願いいたします!