2023年4月に立ち上げた「釣り部」です。
こちらの記事を御覧いただく方でも ”釣り” をやったことがない方は多いのではないでしょうか。
確かに、釣りは道具の準備や事前知識、アクセスの悪さなどでハードルが高いように思われますが、
やってみると他では体験できない魚との駆け引きや自分で釣った旬の魚を調理することなど釣りならではの楽しみがあります。
魅力満載だけれどもハードルが高い釣りを「未経験の方が安心、安全に楽しめるクラブ活動」をコンセプトに、今年の4月からエクストリームの新たな部活動として「釣り部」を発足しました。
その為、当クラブでは初心者の方でも楽しめるように備品は基本レンタル、釣りをレクチャーできる経験者または船頭もおりますので、いつ初心者の方が参加しても楽しめるようになっております。
そんな釣り部の上半期のクラブ活動を追っていきます。
第1回:アジ釣り
今回、釣り部の幕開けとなる第1回目は、魚の中でも知名度1位を争う、味の美味しさからその名がついたといわれる「アジ」を釣りに行きました。※諸説ございます。
2023年6月4日(日)の朝8時、天候に左右される釣りですが、快晴の中、総勢6名のメンバーで無事に釣り部の初出航を迎えることができました。東京都大田区にある羽田から東京湾にでて30分ほどかけてポイントへ、移動中は波こそあるものの、潮風にあたりながら快適な海の旅を満喫しました。
ポイント到着してから、すぐに爆釣!・・・かと思いきや、釣りはじめから1時間ほど竿を出してみるものの数匹のあたりで、釣れない人もチラホラ・・・。釣れないのもやはり釣りの醍醐味ではございますが、天気とは裏腹に船上に暗雲が立ち込めはじめました。
見かねた船長がポイントを一つ、二つと替え、気づけば海ほたるを横目に木更津沖に。
ただ、こちらの判断、さすがの判断でした。
最後のポイントついた途端にあれよあれよと釣れはじめ、多い人だと1回のキャスティングで3~4匹も釣れる方もいました。中にはイシモチまで!!
最終的には一人当たり20~30匹が釣れ、釣り部トータルで150匹近く釣ることができ、釣り部初陣にしては大金星の結果となりました。
第2回:マゴチ釣り
第2回目は「マゴチ」を釣りに行きました。
「マゴチ・・・?」とこちらは聞きなれない魚かと思いますが、砂地にいる底魚でそのグロテスクな風貌に対して、白身で脂が乗ったとても美味な魚です。鮮度を保ちづらいこともあり、都内では料亭でもよく使われる高級魚となっています。
2023年7月30日(日)の朝7時、またまたこの日も快晴で総勢5人のメンバーで出発!
今回は横浜市鶴見から出航。今回は2回目にしては難易度が高い&そもそも釣れにくいターゲットのため、早朝から全員臨戦態勢…
いつ来るか分からないアタリを待っていると、メンバーの1人の竿が大きくしなりヒット!!45㎝程のマゴチが早速顔を出しました。
その後もポイントを頻繁に変えながら粘り強くターゲットを狙っていきます。同乗していた常連さんから効果的な誘い方をレクチャーいただき(笑)、他のメンバーも順々にヒット!
出船前は「今回は下手すると2,3人ボウズになってしまうかも…」と弱気でいましたが、最終的には全員が1匹以上釣りあげることが出来ました!!(最高記録は初参加メンバーがなんと6匹も釣りあげ爆釣!)
マゴチは底魚に分類され、代表的な底魚がヒラメやカレイであるように主に高級魚とされる魚が多いです。
その理由はやはり釣ることが難しい魚になっており、アジに比べると難易度は格段に上がっています。
ただ、今回も船長の的確なポイント選びで見事メンバー全員が釣ることができました。
第3回:ハゼ釣り
第3回目は「ハゼ」を釣りに行きました。
今までは沖合での海釣りを行ってきましたが、遠方でどうしても開始時間に間に合わない、小型船に乗るのが不安だという声もありました。そうしたメンバーに向けて、また、初心者でも簡単に釣りやすい企画として今回は江戸川の下流域でボートでのハゼ釣りを行いました。
2023年9月17日(日) の朝8時、この日も快晴で、千葉県市川市にある妙典駅から15分程度の船宿に技術者さんの家族も含めて総勢9名が集いました。
釣りの開始直前に部長から勝負形式で1位から3位までは特別な景品がでるとの発表がされ、メンバー各自の闘志に火がつき、ポイントついた直後から各自即座に釣り始めました。ハゼは釣るのが簡単といわれるように次々とアタリがあり、ほぼ絶え間なく誰かしらが釣りあげている状況で、開始から3時間でメンバー250匹ほどの釣果となりました。
見事に釣果で上位になった3名には、各景品が渡されました。
1位:Yuichiro (初参加で優勝!景品はSHIMANOのリール・ロッドセット)
2位:Yuya(2位の景品は出刃包丁。これで大物を釣っても安心!)
3位:Fumitaka(3位はオールシーズン対応の帽子が景品。狙っていた景品を見事獲得!)
メンバーの普段の行いがよいこともあり、天候にも釣果にも恵まれ、上半期を折り返すことができた釣り部ですが、下半期も新しい魚・企画を元に、既存部員だけでなく新規参加者も楽しめる部活動を行っていければと思います。