池袋西口公園は、豊島区の「国際アート・カルチャー都市実現戦略」プロジェクトの一部として2019年11月にリニューアルオープンしました。
直径約35メートルの「グローバルリング」をランドマークに、大型ビジョンを備えた劇場型公園として、音楽や演劇など今後様々な公演が予定されています。
12月18日(水)池袋の夜を盛り上げるイベント「池袋ナイトライフイベント合同オープニングセレモニー」が行われ、エクストリームが特別協賛企業として参画した『池袋西口公園extremeイルミネーション』の点灯式が開催されました。
今回は点灯式の模様をレポートいたします。
また、『池袋西口公園extremeイルミネーション』は2020年1月31日(金)まで開催しております。
大注目の点灯イベント
18時からのセレモニーを前に、夕暮れ時にはすでに多くの方が詰めかけました。用意されていた座席が埋まり、立ち見の方々がグローバルリングの外側をぐるりと囲んでいるほど。
取材のテレビカメラも複数設置され、注目度の高さが伺えました。
駅からほど近いロケーションもあり、通勤・通学帰りの人たちが足を止めて様子を眺めるなど、公園全体が賑やかな活気に包まれました。
セレモニーには高野之夫豊島区長をはじめ、様々な関係者の方にお越しいただき、来賓のご挨拶をいただきました。
高野之夫 豊島区長
高野区長コメント(抜粋)
「豊島区の再開発では、23のビッグプロジェクトを運営しています。この西口公園リニューアルもその1つです。まさに今日、池袋の新しい第一歩がスタートします。皆様と共にこの歴史的瞬間を味わいたいと思います」
東京都知事 小池百合子様コメント
(東京都産業労働局観光部長 松本明子様代読抜粋)
「本日は東京の新たな夜の楽しみ方を提供するという、素晴らしい取り組みがスタートするということを、大変嬉しく思います。いよいよ来年は、海外から大勢のお客様が来日されます。東京都の方々と手を携えながら、東京を朝から夜まで余すことなく楽しんでいただけるよう、努めていきたいと考えています」
エクストリーム代表取締役社長CEO 佐藤コメント(抜粋)
「弊社は創業時から15年以上、池袋を拠点にしています。池袋に育てられた企業として、何か恩返しができないかとずっと考えていました。弊社は『デジタルクリエイタープロダクション』として、プログラマーやデザイナーなどのクリエイターがたくさん所属しています。その特色を活かし、子ども達が制作したイラストが表示されるARコンテンツをイルミネーション開催期間中、公園内に設置しています。この冬、池袋のひとつのランドマークとして、皆様に来ていただけるような場所になればと思います」
「デジタル寺子屋」参加者の子ども達も点灯式に参加!
いよいよ、イルミネーションの点灯時間です。
壇上には先日エクストリームで開催したワークショップ「池袋デジタル寺子屋2019」にご参加いただいたお子様2名に加え、エクストリームがIPを保有するゆるキャラ『うみにん』も登場し、舞台を盛り上げます!
高野豊島区長をはじめ、エクストリーム佐藤、ご来賓の方々、そして未来を担う子ども達の全員がイルミネーションの点灯スイッチに手を添え、お集まりいただいた皆さまのカウントダウンの声に合わせてイルミネーションの点灯スイッチが押されました。
暖かい歓声と大きな拍手と共に、グローバルリングを照らす青い光のイルミネーションが一斉に点灯。公園全体が幻想的な光景に包まれました!
通行中の方々も思わず足を止め、スマートフォンで撮影したり、シンボルツリーエリアのフォトスポットには早くも家族連れやカップルの方々によって、記念撮影の人垣が作られていました。
■点灯式に参加したお子様コメント
「デジタルキャラクターを作るときにお兄さんがとても優しく教えてくれてくれました。出来上がったキャラクターがクリスマスツリーの前で浮かんでるように見えてすごかったです!点灯式も緊張したけど、スイッチを押したら青い光が広がってとても綺麗でした。一緒に参加したうみにんもかわいかったです!」
イルミネーションの光で公園全体が包まれる中、続いてオーケストラ演奏が始まりました。
池袋西口公園では毎週水曜日にクラシック音楽の演奏イベント「TOKYO MUSIC EVENING ”YUBE”」の開催を予定しており、本日はそのお披露目公演です。クラシックの名曲が演奏され、観客席から大きな拍手が湧いていました。
官民連携で、池袋のイメージをアップグレード
池袋西口公園は開放的な雰囲気のなかで、噴水や照明が演出する幻想的な空気を楽しみ、カフェでくつろぐ豊かな時を過ごせる公園にリニューアルしました。
今回の点灯式でも、クラシック音楽の演奏を楽しむ人、イルミネーションを背景に記念撮影をする人、スマートフォンを使ってARコンテンツを楽しむ人…それぞれが思い思いの時を過ごすことができる、まさに豊島区が目指す「誰もが主役になれる劇場都市」を体現するような時間が流れていました。
エクストリームでは今後も「デジタルクリエイタープロダクション」として、デジタルクリエイティブ技術を駆使し、アート・カルチャーとテクノロジーの融合に取り組み、地元池袋の地域の皆さまとの交流を深めていきます。
『池袋西口公園extremeイルミネーション』は2020年1月31日(金)まで実施しております。生まれ変わった池袋西口公園で、extremeイルミネーションを是非ご体感ください。
うみにんもお疲れ様でした!