会社を経営を始めたとき、お金が無かったこともあって、設立から数年は私が経理を担当し、会計ソフトに振替伝票を自ら起票していました。最初は複式簿記の構造にチンプンカンでしたが、必要に迫られて仕訳から勉強し、B/S、P/Lの構造を理解できるようになりました。
ある程度理解出来るようになり、もしかしたら日商簿記を受験したら受かるのではないかと思い、日商簿記3級を受験したら見事に合格!!更に、2級も合格!!2級はさすがに難しかったけど、出張に行った際のホテルで夜中に勉強してたら、天啓の様に仕組みが理解出来て(何とその時は酔っぱらっていました。)、それからはスラスラと出来るようになりました。
これで気をよくして、次は何に挑戦するか?!と物色していた時。たまたま長男が英語検定を勉強していて家にテキストがあったので、3級から始めて、準2級、2級と受験し見事合格しました。英検は2級になると受験生の中に大人もちらほらといるけど、3級、準2級までは中学生や高校生がほとんどで受験会場で50代のおやじは非常に浮いていたと思います。あと、英検は2次試験が英語での面接試験なのです。May I come in?とノックをして面接室に入って、英語の面接に非常に緊張しました。(50代のおやじが言うMay I come in?は恥ずかしかった!)
先日、新聞で、日本は他の国と比較して、学校を卒業して大人になってから勉強をするという人数が非常に少ないという記事がありました。更に、それと比例するように生涯賃金にも差が出るような記載もありました。
大人になってからの勉強だけが生涯賃金の多寡に関係があるとは思いませんが、賃金(対価)を自分の能力のアウトプットの成果と考えると、何かしらインプットを常にしておかないと、いずれ欠乏していくかもしれません。
私の場合、そんなに難易度の高い勉強ではありませんでしたが、新しいことを知ることは大変刺激的でした。
偉そうなことを書いても、最近、新しい勉強が出来ていないので、本屋に行ってテキストや過去問を見て買わずに挫折したままの日商簿記1級か英語検定準1級(かなり高度な英会話や専門的な論文が読み書きできるレベル(だと思います)。これも本屋で挫折)にチャレンジしてみようかな?!
点数の部分は恥ずかしいから目隠し!