extreme池袋さんぽ第6回

地域で見守り、地域で育てる「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」とは?

#extreme池袋さんぽ #豊島区

皆さんこんにちは。エクストリーム広報担当です。

 

エクストリーム本社がある豊島区池袋の気になるスポットを紹介する「extreme池袋さんぽ」シリーズ。第6回目は、地域の子どもを地域で見守り育てる活動をしている「NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」をご紹介すると共に、WAKUWAKUホームの天野さんへ取り組みについてお話を伺って来ました。

 

‐ 本日はよろしくお願いいたします。

天野氏(以下、天野):「よろしくお願いいたします。」

 

‐ 早速ですが、豊島子どもWAKUWAKUネットワークについて教えてください。

天野:「2012年に地域の子どもを地域で見守り育てるために代表の栗林が設立いたしました。地域みんなで子どもを育てていける環境とネットワーク作りを行い、子どもの未来を明るく変えていく取り組みを行っています」

 

‐ 取り組みの内容について教えてください。

天野:「日本の子供はいま、約7人に1人が貧困状態と言われています。これは国際的に高い水準であると言えます。豊島子どもWAKUWAKUネットワークでは『暮らしサポート』『学びサポート』『遊びサポート』の3つを主軸とし包括的に子どもたちの生活をサポートしています」

 

▲厚生労働省の国民生活基礎調査より

平均的な生活水準と比べて世帯収入が著しく低い状態を「相対的貧困」と呼び、厚生労働省の国民生活基礎調査によると2015年の子どもの相対的貧困率は13・5%。

 

‐ 日本で「子どもの貧困」と言われても実感がない人が多いのではないでしょうか。

天野:「日本の子どもの貧困は「見えにくさ」があります。貧困状態にある子どもたちもスマートフォンも持っていますし、身だしなみもきちんとしています。しかし、部活に必要な道具やユニフォームが買えなかったり、塾や習い事へ行けない子どもたちが沢山いるんです。」

 

▲豊島子どもWAKUWAKUネットワークHPより

 

- 子どもの貧困について大きな問題の一つに子どもの食事事情があると伺いました。

天野:「貧しさが原因で満足な食事ができないことや、コンビニ弁当や惣菜などを日常的に食することで、栄養が偏ってしまうケースや、両親が働いているため1人で食べなければいけない「孤食」となってしまうケースがあり、それぞれに問題があります。こうした「孤食」に対してのサポートひとつが暮らしサポートの「子ども食堂」です」

 

※子ども食堂…地域住民や自治体が主体となり、無料または低価格帯で子どもたちに食事を提供。また、「人が多く集まる場所」として地域住民同士のコミュニケーションの場としても機能するコミュニティ。

 

-  WAKUWAKUネットワーク主催の子ども食堂について教えてください。

天野:「WAKUWAKUネットワークでは「椎名町こども食堂」「要町あさやけ子ども食堂」「池袋こども食堂」「ほんちょこ食堂」の4つの子ども食堂があります。スペースの問題もあり、「池袋子ども食堂」「ほんちょこ食堂」は孤食の子ども限定ですが、他の食堂はどなたでも利用できます。学校から帰ってきた子どもたちが、アットホームな雰囲気のなかで温かい食事を取れる環境は保護者にとっても安心だといえます」

 

▲保護者のお迎えを待つ間、スタッフと一緒に遊ぶ

 

-  「孤食」の解消の他にも、子どもたち同士、保護者同士、地域のコミュニケーションの場としても機能しているんですね。

天野:「子ども食堂のスタッフとして、お年寄りから学生まで、幅広い年代の地域ボランティアの方々が協力して下さっています。お年寄りは学生とお話する機会は少ないですし、子ども食堂のボランティアとして同じ立場で一堂に返すことで、ボランティアさんの居場所にもなっているようです。」

 

-  子ども食堂の開催状況はいかがでしょうか。

天野:「新型コロナウイルス感染症の影響もあり、子ども食堂は現在お休み中ですが状況を見てお弁当や食材の配布を行っています。他にも、フードパントリーに力をいれており、豊島区全体300~400世帯へお米や食材を提供しています。」

 

-  「暮らしサポート」では子ども食堂の他に、どのようなサポートを行っているんでしょうか。

天野:「子育てを経験した先輩ママが、ご家庭に訪問する『ホームスタート・わくわく』があります。もともとはイギリスで始まった訪問型支援で、訪問するボランティアスタッフはホームビジター養成講座でトレーニングを受けていますので安心してご利用いただけます。」

 

-  子育て中は、社会から孤立しがちと聞きます。

天野:「「外出しづらい」「頼れる人が身近にいない」など、孤立しがちな子育て家庭へボランティアが訪問し、親子と共に過ごすことで子育てが孤育てにならないために、心のサポートも行っています。他には、緊急で預かって欲しい時や親子の距離がとりたいときなどに宿泊出来る『WAKUWAKUホーム』があります。」

 

-  『ホームスタート・わくわく』、『子ども食堂』やフードパントリーの活動を通して暮らしをサポートしているんですね。

天野:「そうですね。暮らしの他にも「学びサポート」では、勉強が苦手な子やひとりで宿題ができない子などに対して地域の方々と大学生のボランティアが勉強を教える無料学習支援を行っています。豊島区には外国にルーツを持つ子どもが多いので日本語教室も開催しています。現在はコロナ禍ということもあり、ボランティアの学生と子どもたちをマッチングしてオンラインで開催しています。オンラインでの学習が難しい小学校低学年の子どもたちは人数を減らして開催しています。」 

 

-  『暮らし』『学び』と、3つ目の『遊びサポート』にあります、『プレーパーク』とはなんでしょうか。

天野:「プレーパークとは、もともとデンマークで始まったもので、『自分の責任で自由に遊ぶ』ことをモットーとした遊び場のことです。泥遊びや木登り、焚き火に工作など、子どもたちが自由にいきいきと遊べる場所になります」

 

▲池袋本町プレーパークの開催中の旗

 

-「池袋本町プレーパーク」でも自由に遊ぶことが出来るということですね。

天野:「はい。池袋本町公園一角で開催しています。基本的にお休みなしで、午前10時から午後5時まで土日も含め毎日開催しています。開催中は「プレーパーク」旗が出ていますので目印にしてみてください」

 

▲池袋本町プレーパークがたいせつにしていること

 

–  「池袋本町プレーパーク」ではどんな事をして遊べるんでしょうか。

天野:「木工をやったり、大きな穴を掘ったり、やりたい事をやりたいように遊べますよ。子どもたちが安心して遊べるように見守るプレーリーダーも常駐していますので思い切り遊べる場所になっていますよ」

 

–  思いきり遊べる場所が地域にあるというのは、子どもたちはもちろん保護者にとってもよい環境ですね。

天野:「外遊びを通して、どろんこになったり、花の匂いを嗅いだり、直接虫を手に取って触ったり五感をフルに使うことは、子どもの成長には欠かせない要素です。好きなことをして遊べるプレーパークでは「創造性」や「自発性」も育みます。外遊びならではの貴重な体験は、子どもにとっても大切な宝物になるはずです」

 

▲天野さん(左)とスタッフ

 

–  本日はありがとうございました。最後にメッセージをお願いします。

「誰かに言われて何かをするのではなく、色々な人たちが自発的に参加して活動が盛り上がっていく事を期待しています。子ども食堂に来ていた子が大きくなって、ボランティアとして参加する。そんな循環のある、優しい街に出来るように、機能するネットワーク作りに引き続き力を入れて行きたいですね。」

 

 

いかがだったでしょうか。

今回は「NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」について紹介いたしました。具体的な活動内容やボランティアの募集などHPから確認出来ますので是非一度ご覧下さい。

 

 

NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク:https://toshimawakuwaku.com/

 

今後も豊島区池袋の気になるスポットをご紹介していきますので、お楽しみに!

 

 

 

この記事を書いた人

Yasuko

職種
広報

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