タテ書きスタイルとヨコ書きスタイルに、ふと思う

日本では新聞や書籍全般はタテ書きのスタイルが一般的です。

教科書も英語以外はタテ書きだった気がします。

 

でも、パソコンで表示されるものや、社内での報告書はヨコ書きが一般的で、

普段字を書くときも殆どヨコ書きで、

たまに結婚式とかで署名を求められて、タテに書く時の字の間隔がつかめずに難儀します。

 

新聞や書籍がタテ書きなのは多分、漢字文化がタテ書きであることから、

そのようになったんだと思うんだけど、

なぜか、中国や台湾の新聞はヨコ書きがほとんどのようです。

韓国の新聞(ハングル文字)もヨコ書きが一般的みたいです。

 

タテ書きとヨコ書きの違いって、タテとヨコっていう大きな違いの他に、

読む方向がタテは左に進行するのに対して、ヨコは右に進行していきます。

戦前の新聞とか看板とかってヨコ書きでも右から左に読ませていて、

今見ると違和感があるのですが、タテ書きが基本でタテ・ヨコを併用するような文化だったら、

そのほうが正しいような気もします。

 

ほとんどの小説家や新聞記者も今はパソコンを使って書いてると思うから、

印刷の段階でわざわざタテ書きにしてるのって意味あるのかな?

大衆向けの新聞や書籍はヨコ書きのままでいいのでは?

そのほうがグローバルに対応しやすいんじゃないかな?

 

我々は日本の新聞のスタイルに慣れてるけど、

初めて日本の新聞を見た外国人は

書いてある内容ががわからなくても、その整合性のなさに

「なんじゃ、こりゃ!」とならないか、ちょっと心配です。

 

 

ノーベル賞受賞、おめでとうございます!!

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