コーダー必見!コーディングをスキルアップする方法

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コーダーはデザイナーやプログラマーと比べて未経験者が受け入れられやすい職種です。そのため、若い人や未経験者がデザイナーやエンジニア、プログラマーになるための入り口の職種として一般的です。一方、経験があってスキルが高く、周辺スキルもあるコーダーであれば、広く需要のある職種でもあります。今回は、コーディングを効率よくスキルアップする方法について紹介します。

 

■コーディングのスキルアップはなぜ重要なのか?

コーディングとは、マークアップ言語やプログラミング言語を用いて処理をコンピューターに記述することを指します。基本的にコーダーはHTML/CSS/jQueryでデザインをブラウザ上に表現するスキルが求められ、コーダーとしてステップアップをする場合、上記以外の強みを持つことが重要になります。具体的には、プログラミング言語を使いこなせること、SEOに関する知識やマーケティング、デザインも含めたWeb制作全般の幅広い知識を持っていることなどが挙げられます。基本のスキルだけではなく、新しい技術を積極的に習得することで、PHP、JavaScript、といった新しい言語を使いこなせるようになったり、SEOを用いて売り上げを上げる実績を作れたり、他のコーダーと差別化が可能です。周辺スキルを身に着けたその先には、フロントエンジニアやプログラマーへの転身も見えてくるでしょう。

 

 

■コーディングのスキルアップ方法

・学習サイトを用いる
新しい言語を習得する人にオススメの方法となります。学習サイトは初心者向けのため解説がとてもわかりやすく、プログラミング言語の基礎をしっかりと学習できるように作られています。また、飽きることのないように楽しみながら学べる工夫が盛り込まれており、スクールに通うよりも安価に取り組めます。

下記は新しい言語を学ぶ際におすすめの学習サイトです。

 

①Progate

シンプルでお洒落なデザインの学習サイト。ゲーム感覚で学習を進められます。

 

②ドットインストール

授業動画が豊富に用意されており、スキマ時間に自由に学習できます。

 

③Schoo

動画が豊富で、プログラミングスクールよりも安価に、オンラインで学習できます。

 

・プログラミングスクールに通う

コーディングは独学や仕事を通して学ぶことのできる部分がある一方で、自分のスキルを客観的に判断してもらうことも大切です。実務的に使うことのできるテクニックは、スクールに通うことで効率良く学習が可能です。さらに、コーディングについて相談・コードレビューできる環境が手に入るだけでなく、キャリア相談できるスクールもあります。プログラミングスクールでは、自分の目的に沿って学習プランを設定してもらえることも大きなメリットの一つです。プログラミングスクール選びで迷っている方は下記の記事を参考にしてみてください。

スキルアップで使えるプログラミングスクール比較

 

・勉強会、オンラインコミュニティに参加する

コーディングを勉強していく際には、一人で解決が難しい場合もあるので仲間を作ることをおすすめします。勉強会で刺激をもらったり、友人や先輩を作って疑問点を質問したりなど、一人で抱え込まないようにする環境が重要です。勉強会に参加するメリットとしては、一緒に勉強する仲間ができることや新しい知識や刺激に触れられること、強制的にコーディングを行う時間を作れることなどが挙げられます。オンラインコミュニティの場合、月額費がかかることもありますが、場所を選ばず勉強会を行ったり、講座形式の場合はリアルタイムに見られなくても、アーカイブコンテンツとして録画されていたりするため、自分のペースで学習を進められます。

 

 

・サイトの模写を繰り返す

自分好みのWebサイトを見つけ模写することで、Webサイトがどのように構成されているのか理解をより深められます。模写によって身に付くスキルは以下の3つです。

 

・他のコーダーのコードを学べる
・使えるメソッドの幅が広がりコーディングが早くなる
・デベロッパーツールの使い方を学べる

 

上記3点を身に付けることは、コーディングに必要な基本的なスキルを向上させることになります。また、模写を繰り返すことにより、好きなサイトがどのように制作されているのか、インデントを揃えるなど複雑なコードを書かないようにする工夫などを身に付けることにも繋がります。

模写を始める際に気をつける点としては、初めから完璧な模写をすることは難しいため、まずはパーツごとに模写を完成させること、動きやスライドはある程度模写に慣れてから取り組むことを意識しましょう。

 

・実務案件に取り組む

実務案件で様々な課題にぶつかることも、コーディングのレベルアップに欠かせません。クラウドソーシングを活用して仕事をしたり、会社でコーディングを行たったりすることも実務経験となります。クラウドソーシングを活用する場合は、小規模案件も多いため数をこなしながら実績をあげることにより、経験値も上がり自信につながります。現在、会社でプログラマーとして働いている場合は、実務案件に取り組みながら経験豊富な先輩コーダーたちのコードを読んだり、工夫している箇所など自分との違いを比べたりすることで、効率よくスキルを吸収できます。また、自分が書いたコードを他人にチェックしてもらい、問題点を指摘してもらう事もおすすめです。

 

 

■まとめ

コーディングにおいて一番大切なことは、コードの知識をどれだけ持っているのかが重要となります。そのためにも、自分のレベルに合ったスキルアップ方法で経験を積んでいく必要があります。小さな課題にたくさんぶつかっていきながら、試行錯誤していく過程で、必要となる周辺知識や、より高度なスキルを身につけていけば、キャリアも含めた新たな可能性も見えてくるはずです。インプットとアウトプットを繰り返し、着実にレベルアップを目指していきましょう。

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