2024年8月にご紹介した、エクストリームの【インプット支援制度】。社員の『インプット』を後押しし、スキルアップと成長を支えるために生まれた、福利厚生制度です。
試験導入から1年、社内アンケートやインタビューによって得られたデータをもとに、さらに使いやすい制度としてアップデートしました。
本記事では、制度の利用状況や社員からの反響、そして今後の展望について、【インプット支援制度】の企画から携わる総務部長・Yumiに話を聞きました。

– インプット支援制度の概要と、導入に至った背景をあらためて教えてください。
Yumi「インプット支援制度は、福利厚生の一環で、社員一人ひとりのスキルアップにつながる『体験』獲得を支援する制度です。セミナーやイベントへの参加をはじめ、さまざまな『体験』に対して、一人あたり年間2回まで、合計1万円までの利用補助を受けることができます。
宿泊費や交通費は対象外ですが、体験そのものにひもづく入場料や参加費であれば利用申請が可能です。「これは使っていいのかな」と迷うようなケースでも、基本的には『体験』であることを軸に、幅広く活用できる制度となっています。
この制度を創設したきっかけは、採用の観点から、求職者からの募集を増やして優秀な人材を確保することと、企業としての魅力を向上することという目的がありました。
一方で「福利厚生制度をもう少し充実させてほしい」という社内の声もあり、どのような福利厚生が良いのか社内で話し合った結果、社員が色々な体験を通じてスキルアップして欲しいという想いから、スキルアップに対して支援出来る制度を増やそうという結論に至り、具体的な方法を検討しました。
検討時、特に重視したのは、社員ができるだけ幅広く使える制度にするという点です。学びにつながる体験にはさまざまな形があります。そのため『セミナー限定』『イベント限定』と用途を絞るのではなく、セミナーや勉強会、懇親会、展示会、イベントなど、『体験』という枠組みで包括的に支援したいという考えに至りました。」
– 2024年の試験導入後から、制度のアップデートはありますか。
Yumi「社員からの声を受け、事前の利用申請期間について見直しを行いました。導入当初は、「利用日の3週間前までを申請期限とする」としていましたが、実際の制度の使われ方として、あらかじめ予定を立てて利用する他にも、「次のお休みにここに行きたいな」と思ったとき、もっと気軽に制度を活用してもらえたらという思いから、現在は申請期限を『利用日の5営業日以内』 に変更しています。
また、利用後の報告については、導入時から変わらず、できるだけ簡単なプロセスを維持しています。報告フォームから5段階評価の『ほかの人へのおすすめ度』や簡単な『おすすめの理由』などを入力していただくだけですので、社内制度の中でも特に気軽に使いやすい仕組みになっていると思います。」
– インプット支援制度利用状況はいかがですか。
Yumi「初年度の利用率は3割となり、一般的には福利厚生制度の利用率は3割を越えると高いとみなされる良い結果となりました。社員のみなさんが制度を活用し、自身の成長につなげようとしている姿勢の表れであると受け止めています。」
– インプット支援制度の利用用途として、どのようなものがありますか。
Yumi「最も割合が多かったのはライブ・コンサートののチケット代でした。これは全体の約34%を占めています。そのほかには、テーマパークやゲームイベントへの参加など、エンタメ系の『インプット』が見られました。今年度に限っては、大阪・関西万博を訪れた社員もいたようです。
個人的に印象的だった利用例は、街コンへの参加です。これも『体験』の一つといえますので、もちろん支援対象です。」

▲実際の利用種別
試験導入前のアンケート「どんなジャンルに興味がありますか?」では、テーマパークやコンピューターゲーム、映画鑑賞に加え、ITスキル学習に興味を持っているという人もかなり多くいらっしゃいました。実際の利用状況としても、エンタメ系の『インプット』への利用事例が想定よりもかなり高く、社員の皆さんの期待に答えられた制度になったと思います。

– インプット支援制度の導入や運用に対して、社員からの反響はありましたか。
Yumi「社員からは、制度を幅広い用途に利用できることについて、嬉しいという声が多く寄せられています。形を選ばず、自分に合った『体験』に利用できる点が評価されているようです。
また、エンターテインメント系の『体験』に制度を利用した社員からは好意的な声をいただいたことはもちろん、セミナーなどの学びを主目的にした体験獲得も後押しできたようでした。「補助があることで、普段なら参加をためらってしまうような高額なセミナーにも挑戦できた」という声もあり、自己投資を促すことができたという点では、この制度が確かな意義を持っていることを実感しました。」
– インプット支援制度を導入後、新しい発見はありましたか。
Yumi「想定していた以上に、「同僚と一緒に体験しました」という報告が多く寄せられていたことです。この制度を活用して、社員同士で一緒にイベントや施設を訪れるケースが増えており、結果としてメンバー間の交流機会が増えているように感じています。
また、部署やチームの枠を越えて、交流会やイベントに複数名で参加する事例も多く見られるようになりました。単なるスキルアップにとどまらず、普段は接点の少ない社員同士の新たなつながりが生まれていたことは、思いがけない副次効果でした。」
– インプット支援制度は、会社にどのように影響をもたらしたと感じていますか。
Yumi「制度の利用率が比較的高いことから、多くの社員がこの制度の趣旨を理解し、主体的に活用している状況であると考えています。また、退職率が低下していることからも、社員のエンゲージメント向上にも寄与していると思います。」
– 今後、制度について改善したいと考えている点はありますか。
Yumi「『体験』という言葉から、支援対象は外に出かけるアクティビティであるイメージを持たれがちですが、実際には、ウェブセミナーやオンラインスクールなど、インドアで完結する『体験』も対象ですので、その点を積極的に発信していきたいと思っています。」

– インプット支援制度について、おすすめの活用方法を教えてください。
Yumi「インプット支援制度の利用後、社員によって提出された事後報告の内容は、ポータルサイトに掲載しています。これは、インプット支援制度を通じて得た『体験』が、社員同士の会話のきっかけにもなってほしいという思いからです。
普段は常駐先が異なり、なかなか顔を合わせる機会がない人とも、インプット支援制度の活用事例から共通の趣味が見つかるかもしれません。また、新年会などの交流の場での、コミュニケーションのきっかけにもなると思います。ぜひ、のぞいてみてほしいです。」
– 最後に、エクストリームの社員へメッセージをお願いします。
Yumi「インプット支援制度は、皆さんの成長したいという意欲に応えるために設計された制度です。遠慮せず、自分の可能性を広げるための投資として、ぜひ積極的に活用してください。
普段はなかなか足を運ばないような場所や、参加をためらってしまうような体験でも、会社の補助があることで、「行ってみようかな」と思えるきっかけになるかもしれません。そうした一つひとつの体験は、貴重な学びにつながるはずです。皆さんの新しい挑戦を、会社は全力で応援します。」
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インタビュアー:Yasuko(株式会社エクストリーム 広報担当)
もともとはWebデザイナーとしてクライアント先に常駐し、Webサイト制作やクリエイティブ制作に従事。現在は、一児の母であり、社内外向けの広報活動を担当している。これまでに自社の実績紹介やプロジェクトストーリーなど、多くの取材・インタビュー記事の企画・制作に携わる。
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