
2025年11月14日(金)・15日(土)の2日間、アーケードゲームの祭典「アミューズメント エキスポ2025」が東京ビッグサイトで開催されました。
エクストリームグループであるエス・エー・エス株式会社はエンハートブースにてアーケード版『バン!バン!バンディッツ』の試遊台出展を行いました。
今回はアミューズメントエキスポ2025の現地レポートとアーケード版『バン!バン!バンディッツ』の試遊台の様子をお届けします!
ゲームセンターやアミューズメント施設などで見かける筐体やプライズ(商品)などが多数出展される本イベント。家庭用ゲーム開発・販売を行う企業のほか、クレーンゲームの景品となるフィギュアやぬいぐるみなどを扱う企業、筐体のレバーやボタンなどの部品の制作・販売を行う企業まで。初日のビジネスデイも多くの人が会場に集まっていました。
近年のアミューズメント業界では、人気IPとのコラボ筐体や限定プライズの拡充が進み、商業施設内に複合型アミューズメント施設を展開する動きが一層広がっています。
とくに存在感を増しているのがクレーンゲーム分野です。AIを活用した筐体制御や接客サポートの導入が進み、運営効率の向上とユーザー体験の強化が同時に実現。こうした技術革新を背景に、プライズ特化型の店舗や大型商業施設内のアミューズメントが業界の主流として定着しつつあります。
エキスポ現地でも、人気IPとのコラボ筐体や、新作プライズの展示を行う「プライズフェア」も会場の中央に広いスペースが設けられ、プライズへの注目度の高さが伺えました。
さらに、今年はクレーンゲーム生誕60周年という節目もあり、これまでのクレーンゲーム歴史が展示されたり、過去の筐体が並ぶなど、懐かしさを感じる方も多かったのではないでしょうか。

一方で、ぬいぐるみ系プライズを中心としたクレーンゲームや、子どもでも直感的に遊べるライトなアトラクションなど、キッズ・ファミリー向けの出展もありました。
ショッピングモールでの立地を意識した筐体や、家族で楽しめるアミューズメントの注目の高さが伺えます。
現在のアミューズメント市場において、ローキッズ(2歳~5歳)向けはライド筐体が多く、ハイキッズ(6歳~12歳)においては、シューティングゲームはあるものの、ホラー要素や世界観がダーク寄りの作品が多く、子どもが気軽に遊びやすい明るいトーンのタイトルは限られている印象が強くあります。
今回、トライアルとしてエス・エー・エス株式会社が出展したアーケード版『バン!バン!バンディッツ』は「ファミリーみんなで安心して遊べる」をコンセプトに掲げているように、今後のアミューズメント市場において、新しいファミリー向けシューティングの可能性を感じさせるタイトルではないでしょうか。
アーケード版『バン!バン!バンディッツ』どんな体験ができるのか?早速試遊台へ行ってみましょう!

エンハートさんのブースへ向かうと…視界に飛び込んできたのは、
巨大な黄色のグーミン!
グーミンがディスプレイを掲げたポップな装飾がとても可愛く、明るい黄色が会場でも抜群の存在感を放っていました


△いろんな色の「グーミン」可愛いお腹の的にめがけてガンコンを構えて狙い撃ち

ディスプレイにガンコンを向けて撃つだけの簡単操作で、初めてでも直感的にプレイできます。最大4名まで同時に遊べるため、子どもだけでなく両親も一緒に参加しやすく、家族みんなで盛り上がれるイメージがつきやすい点も魅力です。
コントローラーはカラフルで目を引き、サイズもやや小ぶりなので、子どもでも握りやすい設計になっていました。

続々とメーカーや企業の方々が試遊台に訪れ、トライアル出展ながら、あっという間に長蛇の列ができていました。
担当者の方からも「多くのお客様にご質問や試遊をいただき、初出展ながら手ごたえを感じました」と前向きな声が上がっていました。
現状のアミューズメント市場では、「ファミリーみんなで安心して遊べる」シューティングはまだ希少な存在です。だからこそ、『バン!バン!バンディッツ』のようなタイトルに対する注目度の高さは、今後のラインナップ拡充に向けた大きなヒントになると感じました。
そんな、アーケード版「バン!バン!バンディッツ」を開発したエス・エー・エス株式会社については是非こちらの記事もお読みください。