ヤマト運輸の元社長の小倉昌男さんが書いた「経営学」という本を読みました。
ヤマト運輸といえばクロネコヤマトの宅急便です。
今では当たり前のサービスとなっていて、それなりに儲かるビジネスなんだろうなといった認識でしたが、本を読んで、当時、官営だった郵便局しか行っていなかった事業に民間の企業が参入するというのは、その発想、計画力、行動力に脱帽しました。
お金を稼ぐには、技術、効率を高めて時間給を上げるといった方法と、
仕組みそのものを考え出して技術、効率以上の価値を提供するといった方法があると思います。
宅急便は後者の方法の中でも、もっとも困難かつ実現したら人々に有益なサービスであったと思います。
(おそらく)当時、BtoB事業としてすでに出来上がっていた陸運業界にいて、
BtoC事業(宅配)のサービスを行うことは大変な決断だったと思います。
今、気づきましたが宅急便はBtoCだけではなく、CtoBtoCですね。この形はYoutube等の動画投稿サービスと同様です。ここに新しいビジネスモデルのヒントがあるかもしれませんね。
ただ欲を言えば、(企業秘密かもしれませんが、)立案時の事業計画について数値でも語ってほしかったです。
当社も、人々にとって楽しく、面白く過ごせる時間が提供できる仕組みを
頑張って考えます!