地域と人を結ぶ新たなチャレンジへ

佐藤社長特別インタビュー デジタルコンテンツ「夜空のVR遊園地」に込めた想い

#SDG's #インタビュー

 

株式会社エクストリームは2020年11月26日から「池袋西口公園 extremeイルミネーション2020」を開催しています。今回はオンラインでイルミネーションを楽しむことができる「夜空のVR遊園地」を同時開催し、ニューノーマル時代のイルミネーション体験をご提案しています。

 

エクストリーム代表取締役社長 CEOの佐藤に「夜空のVR遊園地」に込めた想いをインタビューいたしました。

 

自由な形で楽しめる、新しいイルミネーションのかたち

 

▲代表取締役社長 CEO 佐藤

 

– 前回のイルミネーション終了後に新型コロナウィルス感染症の流行が始まりました。今年のイルミネーション開催を決断した時のお気持ちを聞かせてください。

難しい問題でしたが、このような時期だからこそ明るい話題をお届けしたいという思いから開催を決めました。池袋西口公園は池袋駅を利用される方の通勤・通学ルートに重なっているケースも多く、豊島区で暮らす方々の日常に寄り添う存在です。そんな場所をイルミネーションで彩ることで、少しでも明るい気分になっていただければ幸いです。また、本イルミネーションはアクアブルーの光を使用していますので、医療従事者の方々へのエールを贈りたいという気持ちも込めています。

 

– イルミネーション開催前には、高野区長がエクストリーム本社にご来社いただきました。

高野区長は街作りに対する非常に明確なビジョンをお持ちの方です。区長の熱い想いを具現化する取り組みに微力ながら関わらせていただき、私自身も非常に嬉しい想いです。

 

– とはいえ、いわゆる「三密」が発生する危惧はありませんでしたか。

池袋西口公園は野外劇場としての利用も想定されて設計された、開放的な野外空間です。公園自体の敷地面積も広く、公園に集まらなくても西口エリアの様々な場所からイルミネーションを眺めることができます。加えて、今年はデジタルコンテンツ「夜空のVR遊園地」を体験して頂くことで、現地に足を運ばなくてもイルミネーションをお楽しみいただけます。「劇場型公園としての強み」「オンラインコンテンツ」双方のポテンシャルを活用することで、イルミネーションという場ではなく、あくまで「人」に向けたコンテンツ設計を意識しました。

 

-「夜空のVR遊園地」の企画に至った理由を教えてください。

コロナ禍でも明るい話題を届けたい、皆さんに楽しんでいただきたいという思いもあり、遊園地をテーマに「夜空のVR遊園地」を企画しました。また、このような社会情勢もあり、VRを使用しオンラインコンテンツとすることでリニューアルした池袋西口公園の魅力をより広く発信できると考えました。実際にドローンを飛ばして撮影した現地の映像と組み合わせているので、リアルとデジタルが融合した体験をお楽しみいただけます。ご家庭や屋内で安心・安全にバーチャルアトラクションを楽しむことができるデジタルコンテンツとなっております。

 

▲ドローンを使った撮影の様子

 

– 音楽ライブをはじめ各種イベントではオフラインとオンラインの両方を実施する形式が当たり前になりましたが、期せずしてその流れに重なるかたちになりました。

色々な理由があって現地に来ることができない方々も、異なる形でイルミネーションにご参加いただけます。コロナ禍がきっかけで生まれた企画ではありますが、結果的に新しいかたちのイルミネーションをご提案することができたのではないでしょうか。「夜空のVR遊園地」はPC・スマホ・タブレットからお楽しみ頂けますが、VRゴーグルを用いる事でより臨場感たっぷりに体験していただけます。VRゴーグルをお持ちでない方は12月21日(月)よりJR池袋駅構内、オレンジロードにてVRゴーグルを貼付したポスターを設置しています。ポスターに貼られているVRゴーグルを剝がして自由にお持ち帰り頂けますので、是非この機会にお立ち寄りください。

 

 

地域連携のさらなる広がりを目指して

 

 

今後も「地域と人と技術」という切り口で、extremeイルミネーションの発展が期待できますね。

エンターテイメントの力は気持ちを盛り上げてくれますし、地域への経済効果も発生します。今年は地元の方々のご協力もあり、イルミネーションの点灯範囲も拡大し、メトロポリタン通りにフラッグを揚げる取り組みも行えました。当たり前のことをやっていてもしょうがないので、今後も人々が驚くようなこと、ワクワクしてもらえるようなことをやっていきたいですね。コロナ禍で様々な課題が山積していますが、だからこそ今はチャレンジしやすい時期なのかもしれません。私はよく“環境の変化に適応できない組織は淘汰されてしまう”と社員に伝えています。今は消費者心理や社会の仕組みなど、様々な常識が目まぐるしく変化している時期です。そのような環境に適応するためにも、様々なチャレンジにいち早くトライする必要があると感じています。

 

– イルミネーションが終わったらまた次のチャレンジですね。

終わったらというよりも、今からですね(笑)たとえ失敗したとしても、その体験こそがナレッジです。チャレンジしなければ反省も生まれないので、絶対に成功できません。エクストリームが池袋の企業としてますます成長していくためにも、社員にはどんどんチャレンジしてほしいと考えています。

 

 

「池袋西口公園 extremeイルミネーション2020」および「夜空のVR遊園地」は2021年1月31日(日)までお楽しみ頂けます。ぜひ、お好みの方法でお楽しみ下さい。

 

イベントの詳細はこちらの公式サイト をご覧ください。

 

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