生まれたのは、大阪府堺市なのですが、中学生以降、上京するまで西宮に住んでいました。
西宮は阪神タイガースの本拠地である甲子園球場で有名なのですが、昔は今はなき阪急ブレーブスの本拠地の西宮球場もありました。私が住んでいたところは西宮球場の近くでした。
ちなみに高校は甲子園球場に距離的には一番近い学校ですが、母校の野球部はまだ甲子園に出場したことはありません。
「勇者たちへの伝言」という本を読みました。とても面白いストーリーで、なおかつ、私が育った頃の西宮球場周辺が舞台で非常に懐かしかったです。作者の方が私より6歳ほど年上なので、登場する阪急の選手が私の思い出よりも若干古いのですが、登場する店や神社は鮮明に記憶に残っています。
私は西宮北口駅周辺でブーマーやアニマル(ふたりとも阪急の外国人選手)をよく見かけました。
上京して約四半世紀が経ち、人生のうちで関西人であるより、東京人である時間のほうが長くなってきました。しかし、最も多感な時期を過ごした西宮の記憶は今でも鮮烈です。
上京してから西宮北口駅周辺には帰っておらず、西宮球場がなくなりショッピングセンターや映画館が出来て様変わりしたと、人づてに聞きました。でも、ショッピングセンターの中に、西宮球場とその周辺のジオラマあるようです。
お盆の時期に行ってみたいと考えています。
PS.小説の中で日野神社を「住宅地の中に忽然と森が現れる」と書かれていましたが、当時この辺りは住宅はほとんどなく、畑ばっかりでした。
この頃の日野神社は、「広い畑の中に森があるのが、遠くからでも確認できる」ような状態だったかな。